たてもの関係がちょっとだけ好き。
そんなわたしから見た
「江戸東京たてもの園」記、第4回です。
東京 小金井「江戸東京たてもの園」<3> - 旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」
ああ、長い。
半日の見学なのに、
自分の中の情報量と画像が多い。
さてさて、
あと半分の東ゾーンも、
西ゾーンと同じく
奥からまわることにしました。
そこに縄文式住居を発見。
たしかにこれも建物ですよね。
立て看板を読んでみると、
「江戸東京博物館館長の
藤森照信の設計・製作指揮」
と書いてある。
なに!藤森照信とな!
長野の空飛ぶ茶室や
岐阜のタイルミュージアム、
滋賀のラコリーナ、見に行きましたよ!
これもあの藤森照信が作ったのね、
こりゃ江戸東京博物館も行かなきゃだわ、
と調べると2025年まで休館でした、しょぼん。
その縄文式住居から振り返ると、
こんな街並みが再現されていました。
木の板のカベに昔の看板。いい風情です。
いまだ少し地方に行くとよく見かける。
まずは荒物屋さん。
こちらが外観。
看板建築と呼ばれる様式で、
まだ東京の一部、築地だったかな?
には現存しているそうです。
荒物屋さんの品々も再現されてて、
たまりませんよねー、こういうの。
この中でめっちゃ
「ゴッコ遊び」とかしたくなる。
ひな飾りの、
小さいのに精巧に作られた道具たちに
「きゃー♡」ってなって、
それで遊びたくなる感覚と似ています。
荒物屋さんのお向かいの植村邸。
戦時中の爆弾の破片跡もそのままに。
このお店には商品らしい商品が
見当たりませんでした。
裏から荒物屋さんをのぞむ。
どちらの軒先だったかは忘れましたが、
玄関灯のデザインが流水に紅葉。
こんな細かい部分の遊びが好き。
お次はお花屋さん。
・・・だったんですが、そうそう、
小さい子どもを連れたママたちが
占領してしまっていて、
うむぅ、あとから寄るか、と思ってたら
すっかり寄るのを忘れてました!!
ちょっと悲しい。
お次は乾物屋さん。
あまりときめかない外観ですが。
置いてある乾物類のパッケージがカワイイ。
軒先のタバコ屋さんのブースもイイ感じです。
お次は文具店。
壁一面に「千と千尋の神隠し」の
釜じいが使うような引き出し。
どこに何が入っているか、
わたしなら覚えられない。
反対側のカベは棚でした。
和傘問屋さんのお店にも
ときめかなかったので画像はなし。
お次は旅館。
「万徳(まんとく)旅館」だそうです。
軒先に置かれていた古い自転車。
昔の丁稚さんが横乗りしていたような。
障子を開けると、
おもてから庭までまっすぐ見通せます。
すりガラス越しに見える外。
かつてここで宿泊した人も、
こんなふうに街道を眺めていたのかな。
すみません、まだつづきます。
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