旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

東京 小金井「江戸東京たてもの園」<2>

 

こちらの記事のつづきです。

東京 小金井「江戸東京たてもの園」<1> - 旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

 

まず、屋外展示園に入って左側奥の

農家さんゾーンから

見て回ることにしました。

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うーむ案の定、

農家さんゾーンの家は

特にわたしが心を動かされる

ポイントはなく。

唯一、気になったのは、

“東京野菜”が植えられている畑。建物ちゃうんかい。

この内藤唐辛子って、たしか香りが良くて、

今では希少なんですよね。食べてみたいなあ。

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農家さんゾーンをざっと見たところで、

「わたしの好みの建物ゾーン」です。

江戸東京たてもの園の園内には

お食事処が二か所あり、

こちらは「デ・ラランデ邸」内にある

カフェ「武蔵野茶房」。

一階の邸内や庭で食事やお茶ができます。

「名建築で昼食を」で

田口トモロヲ池田エライザ

食事をしていたのもここ。

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「デ・ラランデ邸」の外観。

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建物が青空に映えて、

ここは海外ですかって感じの外観に

うっとりしたところで家の中へ入ります。
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廊下のなにげない照明の、

カサのデザインに「おお、唐草やん♡」

木製の階段の厚みや

高い所にある窓やライトもヨイ。
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二階の窓から見える木々や芝生も

海外の邸宅っぽい。
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レースのカーテンをチラリと開けながら、

「ああ、早く元気になってみんなと遊びたいわ」

と病弱な少女ゴッコも脳内でやりつつ。

(こういうところでは必ずやる)f:id:LONGSLEEPER:20220928213022j:image

木と青空と建物のコントラストが

あまりに美しいので、

外観をしつこく撮影しました。
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お次は「三井八郎右衛門邸」。f:id:LONGSLEEPER:20220928213626j:image

三井というのは「あの」三井でしょうねえ。

説明文を読んでも頭に入ってきません。

どの地位の三井さんなのか、

どの時代の三井さんなのかは

よくわかりませんが、

まあ三菱とか三井とかの三井ですね。
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これ、おそらく勝手口だと思うんですが、

勝手口のトビラにもこんな凝った意匠を

はめこむところが、美的感覚というか

金持ち感覚というか。f:id:LONGSLEEPER:20220928213433j:image
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正面玄関。

正面玄関を中から見た図。
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玄関を入って見上げたところに

吊り下げてあるライトからし

凝り過ぎちゃいますん。

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客間の天井。

この植物モチーフ、いいですねぇ。
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畳の上にイスとテーブルが置かれた客間が、

ふすまで隔てられて二つあります。

普通は欄間のある場所に

こんなふうに大きくガラスが

はめこまれていてシャレてるー。
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何気ない戸板にもこんなに精緻な絵が。
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台所という規模感ではなく厨房。
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二階の廊下にはシャンデリア。
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写真は撮ってませんが、

二階にはご夫婦の部屋(和室)が

それぞれにあって、

そちらは意外とこじんまりしていました。

でもなんというか、簡素な贅沢、

という感じ。

下の画像は邸宅に隣接している

大きな土蔵です。

たしか反物が保管されていたとか。f:id:LONGSLEEPER:20220928213039j:image

先ほどの戸板の孔雀の絵と同じように、

こちらも戸板に精緻な雀の絵。
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うほーい、

わたしの好きな階段の眺めだ。
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漆の長持。

人がニ、三人は入れそうな大きさです。
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長持というと、

「箪笥 長持 どの子が欲しい

その子じゃわからん

相談しましょ そうしましょ」

という花いちもんめを思い出します。f:id:LONGSLEEPER:20220928213746j:image
三井邸を庭から見た図。
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お次は「常盤台写真場」です。
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スタイリッシュな外観。カッケーヽ(^o^)丿

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一階が居住区域、二階が写真場。f:id:LONGSLEEPER:20220928212954j:image

一階の居住区域も、

よく見るとおもしろい造りです。

ダイニングの窓が低くて大きい。
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モダンさと古い日本が同居しております。
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スタバ風(ではないけど)の

カウンター席もいいですよね。

これ、何のためにこんな

造りにしたんだろう。

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階段を上がって二階へ。
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この大きくて数多い窓は、

写真撮影の採光のためのようです。

部屋いっぱいに柔らかい光。

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お次は「小出邸」です。

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まだまだつづきますよー。

 

東京 小金井「江戸東京たてもの園」<1>は

こちら。

longsleeper.hatenablog.com

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