はいこちらの記事のつづきです。
東京 小金井「江戸東京たてもの園」<4> - 旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」
やっと最終回です。長かった。
こちらは「鍵屋」という居酒屋さん。
居酒屋って英語で「bar」なんですね。
いいですねえ、
こういうお店にフラッと入って
瓶ビールとお漬物、なんて。
あ、「深夜食堂」みたいに
食べたいもの作ってくれるってのもいいな。
できれば常連さんが一見さんにも優しいお店で。
と、想像がふくらみます。
鍵屋を出ると、横には銭湯の
「子宝湯」とみごとなしだれ柳。
寺社仏閣のような構えは
東京ならではなんだそうです。
この浴槽に入って写真を撮る人もいました。
そういえば、
今年の春にたまたま入った
浅草の「曙湯」もこんな造り。
曙湯 台東区:東京メトロ銀座線「浅草」駅下車、徒歩15分 東京銭湯マップ
この記事にもチラッと書いてます↓
春のうららの隅田川とスカイツリーと水上船 - 旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」
さーて次の建物は、
ときょろきょろしていると、
カマキリを発見。
キレイなので作り物かと思いましたよ、一瞬。
土管が置かれた
「ザ・空地」もありました。
なにかまた別の建物がここに建つのか、
それとも空地を再現しているのか。
こんなサビサビなレトロ看板にうっとりします。
古道具屋さんや蚤の市で見かけると
買って帰ろうかと悩んでたたずんでしまう。
品物の前でしばらくたたずむんですが、
「どこに飾るのか?」という
自問にいつも詰まってしまい、
結局手に入れずじまいです。
お次は「村上精華堂」。
村上精華堂の下のガラスに、
グリーンが入っているのが
アクセントになっていてステキ。
化粧オイルなどを作って販売もしていたそう。
小さな瓶も再現されて並べられていました。
わたし、小さなガラスモノも好きで、
すぐほしくなってしまいます。
こちらは農家さん。
「豪農」って感じです。
庭に面した折れ曲がった廊下って
いいですよね。
↑「え?なにが?」って声が聞こえてきそう
木の枠のガラスの歪みもいいなあ。
当時のものかなあ。
好きだから色んな角度から撮る。
やっと最後の建物です。
「高橋是清邸」。
よく知らないけど有名ですよね、この方。
おお、しっかりと
ロスチャイルドとつながっておーる。
見てください、このガラスの歪み。
歪みがわかる角度でも撮ってみました。
おおー、明治のガラスですよ!たまらん。
また違う角度からガラスを撮る。
高橋是清邸の玄関先のライト。
クルリン、がかわいい、
見返してみると、
高橋是清邸に関してはガラスと玄関ライトの
画像しかありませんでした。
こういう建物にはほんと興味がわかないわー。
もともとわたしは洋と和が
ミックスされている建物が好きなんですが、
さらに言うと
大林宜彦の尾道三部作に出てくる家のような
あのミックス具合、ミックス度合いが
特に好き、ということが
今回よくわかりました。
「江戸東京たてもの園」の入り口に
そびえたっていた、
日差しの強い日には日よけに、
雨の日には雨よけになりそうなほどの
金木犀の大木。
行きは小金井駅から
小金井公園まではバスに乗りましたが、
帰りは徒歩を試してみました。
駅からまっすぐだから、
わかりやすくて歩きやすかったです。
街を眺めながらゆっくり歩いて、
だいたい30分くらいで駅に到着です。
「江戸東京たてもの園」、
建物が好きな人、詳しい人なら
絶対に来て損はないどころか、
めっちゃ鼻息が荒くなること間違いなしで。
おすすめです。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました(^o^)丿
おわり。
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