灯ともし舎の観察帖(HITOMOSHI-SHA)

日々の生活を旅するように味わう。50代の装い・手仕事・暮らしの記録

赤はちょっと、と思う日に|50代が楽しむ「チラ見せ赤」とデニムの甘辛コーデ

f:id:LONGSLEEPER:20260421164634j:image最近、静かな色ばかり選んでいた気がします。

抑え気味なトーンのコーディデートが続いていたので、この日はふと、赤のハイネックインナーを差してみました。

“赤の服”というと、どうしても、「派手」とか「気後れする」というイメージ。

イメージだけでなく、実際に街中でも、ちょっと目を惹いてしまいますよね。

がん、と赤を前面に出すような、オール赤のコートやワンピースにも憧れるから、いつかは手に入れるかもしれない。

でも、赤のチャーミングさやエネルギーを、「いつの日にか・・・」と遠くから指をくわえて見てるだけ、というのももったいない話。

なので近年は、赤いバッグ、赤いアクセサリー、といったように、“ポイント使い”で取り入れるようになりました。

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この日、合わせたのはデニムのオーバーオール。

デニムのオーバーオールは、「デニム×オーバーオール」ゆえに、干し草フォークがめっちゃ似合う、作業着ガッツリど真ん中のアイテム。

それを、赤のインナーセーターのフェミニンさで中和させようという目論見です。

靴やバッグには、締め色の黒を。

最後に、さて羽織るものは・・・と黒と白のギンガムチェックシャツを試してみると、うむうむという出来になりました。

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首元や袖のメロウ仕上げ(フリフリ)もニガテに感じていましたが、“どカジュアル”と合わせるなら、逆にアリかもしれません。

赤はちょっと、と感じている方は、面積の小さいポイント使い、お試しあれ。

 

▼この場所で、特によく読まれているお話です。お茶をお供に、どうぞ。

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自家製「お味噌汁の素」と日常のスパークリングワイン|カンタン、シンプルに楽しむ食の三篇

グルメでも口が肥えているわけでもなく、ただ自分が美味しいと感じるものが食べたい。複雑なものは作れないから、作るのはいつもカンタン、シンプルなものです。

そんなわたしの、最近の食に関する三篇をどうぞ。

 干しエノキと「お味噌汁の素」

朝は手軽にお味噌汁が飲みたくて、「お味噌汁の素」を保存容器に作りおきしています。

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近ごろの具は、ワカメとエノキとお葱。

エノキは自家製の干しエノキ。エノキをざく切りにして紙に広げ、風の通るところで三日ほど干すだけ。チリチリと縮まれば、乾燥材を入れたジッパー付きのビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存。

そして「お味噌汁の素」は、保存容器にお味噌、粉だし、乾燥わかめ、乾燥エノキ、小口切りにしたお葱を入れ、まぜまぜしてペースト状にしたもの(上の画像のお味噌汁の背後にちょこっとだけ写ってます)。飲む際は、ペーストを適量お椀に入れ、お湯を注ぎます。

お味噌と粉だしの割合は、一度試し飲みして調節します。コクが欲しいときは粉だしを足し、お味噌味が足りなければお味噌を足す。

お葱などの具は、ちょっと入れすぎた?と思うくらい入れてもちょうどよかったりするようです。

 包丁で切る、大根の浅漬け

先日、大根をスライサーでスライスし、浅漬けにしました。

シャクシャクとサラダのような食感で美味しかったものの、どうも浅漬けの素の味が勝ってしまった感。もう少し大根の味がしてもいいかもと思い、今度はスライサーを使わず包丁で1~2ミリくらいの厚さに切りました。

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そのまま漬けてもよかったんですが、今回は少しだけ水分を飛ばしてから漬けてみようかと。

さて、スライサーと包丁、どちらの食感が好みになるかな。

 なんでもない日のスパークリングワイン

ときどき、ワインを買います。

日本のワインなら、好きなぶどうの品種はナイアガラです。あの甘い香りがいい。デラウェアやマスカットも好きで、ニガテなのは甲州。さっぱりしすぎていて。

ここしばらくは、海外のスパークリングワインを買っています。

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スパークリングワインやシャンパンなどの泡ものは、“特別な日に開けるもの”というイメージがありますが、そうじゃない日でもいいんじゃなーい?というのが今のわたしの考え。

そりゃ、お高いものは特別な日かもしれませんが、千円前後のものなら日常使いできるってもんです。専用の栓があれば炭酸も抜けにくく、少し飲んだらで栓をする、で数日はもちます。ビールじゃない炭酸のものが飲みたいときにオススメですよ。

ちなみに開ける際は、針金を緩めたら金属キャップを取り除かず、その上にタオルなどの布をかけて、上から押さえながらゆーっくりとコルクを緩めると安心です。(かつて、針金を緩め金属キャップを取り除いた瞬間、コルクが目の前を勢いよく飛んだことが…ちょっとズレてたらどうなっていたか…今思い出しても怖い…)

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「やってもたー」ジージャンの色移り事件。白シャツを黒シートで染めてみた

洗濯機から取り出した瞬間、「やってもたー」と声が出ました。

白シャツの袖や胸もとに、黄色のシミ。

ジージャンからの色移り。

白シャツとジージャンを一緒に洗ってしまったのです。なーんにも考えずに。

「色移り 取る方法」で検索し、酵素の漂白剤、塩素の漂白剤と試してみましたがどちらもダメ。どうしても黄色のシミが残る。

イイ感じにそのシミを利用、たとえば「絞り染めですよ」みたいな感じにできないか?とも考えたけど、いや、どう見たって色移りのシミでしかない。

こうなったら染めるしかありません。

ガッツリと染めるのはメンドウなので、これを試してみました。

ドクターベックマンの「ブラック&ファイバーリフレッシュ」。

黒の染料の入ったこのシートと一緒に洗うと、色落ちしやすい黒の服でもちょっと黒が復活する、というもの。これで、その色移りした白シャツを染めてしまおうという作戦です。シートと服を洗濯機に放り込み、一巡させるだけだから、これならカンタン。

結果、シミはどこへやら、の全体的にグレーのような、青のような色にうっすらと染まりました。実はこの日、ヒッコリー柄のベストの下に着ているシャツがそれ。シミを気にせず着られるシャツにするのが目的なので、とりあえずまあこれでいいかと思っています。

 

今日も、自分のこころが納得する一日を。

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人間関係に疲れたら。「行きかう人もまた旅人なり」と思えば息も楽になる

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街を歩きながらふと思います。友であれ肉親であれ、「誰もが長い旅路で袖が触れただけの人」なのではと。

旅の途中で入ったお茶屋で、たまたま隣り合わせた。たったそれだけ。思いがけずウマが合い長引く人いれば、礼儀としての会釈だけで済ませる人もいる。

ウマが合う人や友だちと呼べる人に出会えたならそれは奇跡。でも、ずっと一緒にはいられないし、関係に固執するのも違う。

礼儀で会釈しただけの人と長いこと同じ道を歩くハメになったとしても、距離感を変えたり、行く道を変えたりはできる。

親しいからとずっと一緒にいる必要もなく、去る者は追わずの心境だからこその、出会えた刹那を大切にしたい。

イメージは、山あいを静かに流れ、循環しつづける水。月日も人も、すべては流れていく。

「行きかう人もまた旅人なり」と思い描くと、緊張しがちなカラダも少しは楽に呼吸ができる気がしています。

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GUメンズだと思い込んでいたカーディガンが、実はレディースだった話。

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いつ購入したのかは不明ですが、この日のカーディガンはGUです。

サイズはL。羽織るとお尻が半分隠れる着丈、余裕のある袖幅。でも体に添うし、黒だから膨張して見えず、“かわいさ”の抑え役にもなってくれる。

ストンと落ちて薄手、Ⅴネックで両サイドにポケット、というシンプルでベーシックな造りなんですが、レディースだとなかなか見つかりません。そんなに難しいことは言ってないのに、この“レディースだと見つからない問題”は一体なんなんだ、といつも思います。

毛玉はできるだけマメに取るようにしているけれど、あまり頻繁だと生地が薄くなったり傷めたりしてしまう。だから、いざというときに買い替えられる安心感がほしくて、心当たりのお店をまわってみるものの、「今年はポケットがない」「この生地じゃない」「こんなにリブはいらん」とため息をついています。

…とここまで書いて、このカーディガン、調べてみると実はレディースでした。あまりにシンプルなのでてっきりメンズだと勘違いしてました。GUさん、このシンプルカーデ、また販売してくださーい!


◇ 今日のつぶやき ◇

上の装いではありませんが、久しぶりに映画館に足を運んできました。

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観たのは「ディスクロージャ―・デイ」。この手の映画はたいてい中だるみを感じたりしますが、さすがスピルバーグ、息をつかせぬ展開でした。

(※ここからは少しネタバレになるので、これから観る方はご注意くださいね)

とはいえ、目新しさや驚きがあったかというと、それは微妙…

ひとつだけ、どうしても言いたいことがあって。

それは「地球外生命体※」とされるグレイを、あまりにはっきりと登場させすぎでは?ということ。(※地球内とされる説もあり)

説明的なセリフを極力省き、「これどういう仕組み?」と観客に頭の中で組み立てさせるストーリー構成は良かった。でもなぜあそこまで鮮明に、グレイの造形を見せる必要があったのか。

そこで思い出したのは、「スピルバーグは、あの存在を世に広く知らしめるために映画を作っている説」。

今回、シルエットやぼかしではなく、逃げ場のないほどクリアに提示されたあの姿。「地球外生命体とは、グレイとは、こういう姿かたちをしているのだ」という刷り込みや思い込みを作ることを狙っているとしたら……。そして紅冠鳥の持つ意味は……。

なんて、陰謀脳全開の秋の映画帰りでした。

 

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【50代】今日何着る?と悩む朝は主役を決める

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「何を着よう?」と悩む朝、ありませんか。

「これ着よう!」とすんなり決まる日もあれば、びっくりするほどなんにも思い浮かばない日もある。

そんな朝、わたしが試しているのは“主役を決める”こと。

たとえば、「あのワンピース」「あのネックレス」というように、パッとアタマに浮かんだものを基礎(主役)に据えてみる。

主役を決めたら次に、“それになじませる”か、“それを引き立てる”か。そこからゆっくり広げていく。

たとえば「黒一色のワンピース」と決めたとします。

なじませたいから、裾からのぞくボトムスは同じダークトーンにしてみようか。
黒とダークで全体が落ち着きすぎたから、首もとからは思いきった色のインナーを少し見せてみようかな。
靴下やバッグはおとなしめにして、その代わり大ぶりのイヤリングで光を添えてみよう――。

こんなふうに、主役がひとつ決まると、連想ゲームのように全体のイメージがつながっていきます。

主役は服でなくてもかまいません。「あの派手な柄のバッグを持ちたい」なら服はシンプルにまとめる。「白いネックレスをつけたい」から、ネックレスにあわせた白ブラウスで、ボトムスにはキレイめジーンズを合わせてみる。主役が小物やアクセサリーの日があってもいい。

誰かに「今日の主役はこれなのね」と気づいてもらう必要はありません。自分が組み立てやすくなり、その日を気分よくスタートできれば、もうそれで十分。

何を着るか思い浮かばない朝も、「ま、いざとなったら“主役を決める”があるしな」と思えるようになりました。

アタマの体操として、「合わせづらそうなもの」をあえて主役に据えることも。これも、なかなかおもしろい実験になりますよ。

ちなみにこの日は、「このワンピースの下にGUのテックカーゴスカートって合うのかな?」という疑問から始まってます。わたしとしては「うむ、これにも合う!」っていうのが結論なんですが、もちろん「え?合ってないよ?」みたいな見方があることも承知です。装いの見解は、人それぞれですから。


◇ 今日のつぶやき ◇

朝ごはんの常備菜って、季節やマイブームによって変化しますよね。

今回は、最近気に入って作っている常備菜「鶏ももの甘酸っぱ煮」をご紹介します。

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用意するのは、鶏もも、大量の刻みネギ、酒、塩こうじ、すし酢。

作り方はカンタン。火が通りやすいよう薄くひとくち大にスライスした鶏ももを、酒、塩こうじ、すし酢で弱火で煮て、水分が飛んだら火を止め、最後に刻みネギをたっぷり混ぜ込んでできあがり。

南蛮的な味付けが好きな人に。

 

今日も、自分のこころが納得する一日を。

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衣替え、マメにやったら天国行けるの?いや、現世での「しんどい」が最優先

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ご近所では二度めの金木犀が香っています。

金木犀も、短くふっと香るからこそいいんだろうな。

 

さて今回は衣替えについてです。

衣替え、数年前にやめました。

以前は自分なりに一応やってはいましたが、その季節になると、どうも気が重くなることに気がついて。

タンスを処分した今は、吊る服以外は無印の半透明の収納ケースに入れています。季節が移り替わるにつれ、よく手に取る服を手に取りやすい場所、使いやすい場所に、なんとなーく入れ替える程度。

そもそも、なんで衣替えが必要なんだっけか。

季節のメリハリが好きな人やそれが楽しい人はやればいいと思う。でも、毎回毎回ゆううつになるのにやるのは何かの修行?それをマメにやっていれば天国に行けるの?だとしても現世がしんどい。

そういうもんだ、季節の変わり目には衣替えをするもんだ、という、これもまた刷り込み、思い込みでした。みんなやってるんだからあなたもこれくらいはやりなさいよこのズボラ、ともう一人のわたしがささやいたこともある。そーですわたしはズボラですがそれが何か?

日本の伝統としては何らかの意味があるのかもしれません。でも、大切にする優先順位は伝統より“今を生きる自分”が先。

少なくともわたしはそうしたい。まずは自分の「それしんどい…」「なんかやりたくない…」という声を聞いてあげて、その上でやめるかどうかや方法を考えたいのです。

あなたは衣替え、する派ですか?

 

今日も、自分のこころが納得する一日を。

 

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「レモンとローズマリーの煮出し」をかぼすで。試して考えた香りとの距離感

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この日は連なった水玉がストライプに見えるパンツに、スタンドカラーでチャイナボタンの黒のブラウスをあわせました。パンツが目をひく分、トップスは控えめ。でもよく見るとトップスにもチャイナボタンというちょっとしたクセがある。どこか、ひそかにクセ、言い換えると個性、自分の偏愛するもの、を忍ばせる。そんな装いが好きです。

Threadsでよく見かける「ハーブの煮出し」を試してみた

ところで、今回は“香り”についての話を少し。

このあいだ、スレッズでよく見かけた「レモンとローズマリーを煮出すと、部屋にホテルのようないい香りが漂う」というものをやってみました。

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わたしが使ったのは、レモンの代わりにかぼす、ローズマリーは生ではなく乾燥したものですが、それらに水を入れ、弱火で小鍋でくつくつする。(やり方は適当)

確かに、さっぱりとした香りが部屋中に漂いました。

好きな香りだからこそ、ずっと寄り添うと鼻についてくる

消臭スプレーとして使えるといいかも、と思って調べてみたところ、冷蔵庫で一週間ほどしか保存がきかない様子。煮出した香りもあまり長続きせず、スプレー容器に入れてカーテンに吹きかけてみても、そのときはいい香りがするけれど、すぐ消えてしまう。

まあそんなもんか、と残った煮出し液はお風呂に入れることにしました。

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じゃあ長続きする香りがいいのかと自問してみたところ、それはそれでだんだん鼻についてくる。

かつて、アロマオイルを組み合わせて自家製香水を作っていました。

先日、何年かぶりにそれを入れていたガラス瓶を手に取ると、香水自体は蒸発して姿は見えないけれど、濃縮されたものが瓶に付いていたのか、その日は手の付近からずっとその香りがする。

最初は「そうそうこの香り、好きなんだよなあ」と思っていましたが、次第に気になっきて、その日の終わりごろには、「うん…好きな香りなんだけど…ごめん、もういいわ…」と思うようになりました。

好きな香りをまとうのが苦にならない人もおられるでしょうが、わたしはたぶん、どんなに好きな香りでもずっと嗅いでいると気になってきたり、飽きたりする。だから香水作りもやめちゃったんですが。

好きだと感じる香りは、長続きさせたい。でも長続きすると苦しくなる。

わたしと香りとの距離感は、まるで「ハリネズミのジレンマ」のようです。

 

今日も、自分にとって心地よい距離感で過ごせますよう。

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