灯ともし舎の観察帖(HITOMOSHI-SHA)

日々の生活を旅するように味わう。50代の装い・手仕事・暮らしの記録

赤はちょっと、と思う日に

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抑え気味なトーンのコーディデートが続いていたので、この日はふと、赤のハイネックインナーを差してみました。

“赤の服”というと、どうしても、「派手」とか「気後れする」というイメージ。

イメージだけでなく、実際に街中でも、ちょっと目を惹いてしまいますよね。

がん、と赤を前面に出すような、オール赤のコートやワンピースにも憧れるから、いつかは手に入れるかもしれない。

でも、赤のチャーミングさやエネルギーを、「いつの日にか・・・」と遠くから指をくわえて見てるだけ、というのももったいない話。

なので近年は、赤いバッグ、赤いアクセサリー、といったように、“ポイント使い”で取り入れるようになりました。

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この日、合わせたのはデニムのオーバーオール。

デニムのオーバーオールは、「デニム×オーバーオール」ゆえに、干し草フォークがめっちゃ似合う、作業着ガッツリど真ん中のアイテム。

それを、赤のインナーセーターのフェミニンさで中和させようという目論見です。

靴やバッグには、締め色の黒を。

最後に、さて羽織るものは・・・と黒と白のギンガムチェックシャツを試してみると、うむうむという出来になりました。

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首元や袖のメロウ仕上げ(フリフリ)もニガテに感じていましたが、“どカジュアル”と合わせるなら、逆にアリかもしれません。

赤はちょっと、と感じている方は、面積の小さいポイント使い、お試しあれ。

 

▼この場所で、特によく読まれているお話です。お茶をお供に、どうぞ。

 

 


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清里だより 2026・第九便 ~ゴロゴロ9割の夏休みと、三年連続のハチ退治

一週間ほど、姪っ子が清里に滞在してくれていました。

そのときのおはなしを少し。

目次

ゴロゴロ9割の日常と、ふたりで「美味しいねぇ」と言い合う時間

姪っ子との過ごし方は、基本、室内で二人してのんびりゴロゴロが9割がた。

たぶん、“何かしてないと落ち着かない人”なら耐えられないような時間の使い方をしていたと思います。(というか、わたしの清里の過ごし方が、いや、普段の過ごし方からしてそんなふう)

清里の風景と姪っ子と過ごした時間

ときどき思い出したように、一緒に野菜の無人販売所に買い物に出たり、ソフトクリームを食べに行ったり、レンタカーで遠出したりも。

清里で食べた美味しいもの

ひとりで過ごす時間もいいけど、姪っ子と「美味しいねぇ」と言い合う時間もまたしみじみとしていました。

いろいろと不便をかけたかもしれないけど、「夏なのに涼しい」でなんとか帳消しにしておくれ。

 

三年連続の訪問者と、姪っ子の鮮やかなキャッチ&リリース

そんな中、また室内にハチが迷い込んできました。

おととしはアシナガバチで本格的に業者さんに駆除を依頼、去年はアナバチがたびたび入ってきたので今春は巣穴に駆除用スプレーをあらかじめ噴射。今年こそは大丈夫だろうと思っていると、またもや室内にハチが入ってきました。

これでなんと、三年連続を達成。(どこかに侵入するスキマがあるんだろうけれど、どうしても場所がわからない)

入ってくるたびに姪っ子が、透明カップでキャッチ&リリースしてくれるので助かりました。AIにたずねると、ジガバチかアナバチらしいのですが、いずれにせよ攻撃性は低い。

透明カップでキャッチ&リリースされたハチ

でも、室内をあの独特の羽音で飛び回られるのは気になるし、そのたびにキャッチ&リリースするのもメンドウ。ということで、ハチが活動していない朝イチに、巣のありそうな地面や窓枠周辺などに駆除用スプレーを噴射しておきました。

これでしばらくは、近づけまいて。

 

+++————————————+++

今回も「清里だより 2026・第九便」を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「第十便」もお楽しみに。

それではまた。


 

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【続編】しまむらカーブパンツを2ヶ月で手放した理由。GU「バレルレッグジーンズ」で見つけた快適さ

ここのところ、しまむら デニムカーブパンツレビュー【ある日のきのした】 という記事にたくさんアクセスしていただいているようなので、その続きのウラ話を小声であなただけに。

 

実はあのカーブパンツ、購入してからたった2ヶ月ほどで手放しております。

あーだこーだと考えて、店頭で吟味して買った割には「手放すのが早すぎ!」と自分でもツッコミを入れたくなりますが。

「まあまあ考えて…選んだのだが……」という一抹の気まずさや自己嫌悪を抱えつつも、やっぱり日々の履き心地には抗えません。

目次

しまむらカーブパンツを手放した一番の理由は「ウエストのきつさ」

色褪せ方も、丸みのあるシルエットも好みだったのに、なぜそんなに早く手放してしまったのか。

一番の決め手はズバリ、ウエストの着用感でした。

購入するときには、自分なりに少し余裕を持たせたLサイズを選んだつもり。

でも日常で実際に履いて、座ったり、しゃがんだりすると、どうしてもウエストがお腹に食い込んで、どうしても苦しい。

デザインや雰囲気がいくら素敵でも、着ていてどこかにストレスがあると、やっぱり段々と手が伸びなくなってしまうんですよね。

あきらめきれずに探して見つけた「GU」のジーンズ

手放したものの、「あの褪せたような色落ち感と、ちょっと太めで雰囲気のあるジーンズは良かったな」という思いは残っていて。

とはいえ、また失敗するかもしれないし、そんなにお金をかけたいわけでもない。

そんなことを思っていたある日、ダメ元でGU(ジーユー)をのぞいてみました。

そこで「あ、これいいかも」なジーンズを発見したのです。

【サイズ感比較】同じ表記サイズなのに。しまむら vs GU

その「これいいかも」ジーンズは、バレルレッグジーンズ。

カーブやらバレルレッグやら、どちらもまるっこいシルエットでわたしには差がわかりませんが、さっそく、しまむらで購入したのと同じLサイズを選んで試着してみたところ、

こちらのほうがウエストに程よく余裕があって履きやすいぞ…。

季節を問わず愛用中

好みだった色落ち感や、ほどよい太さのシルエットはちゃんとありつつ、気になっていたウエストの苦しさが、かなり軽減しました。

同じ表記サイズであっても、ブランドによってウエストの作りやゆとり感は結構違うなー、と改めて実感。(※同じブランドであっても、個体差があったりもしますしね)

「絶対にコレ!」という、大層な“理想のジーンズ”というわけではないけれど、気兼ねなく日常で履くには“ちょうどいい”バランス。以来すっかり重宝し、今回はここ、清里にも持参しています。

ちなみにこの日はTシャツもGU

まとめ:普段着パンツ選びは「ウエストの楽さ」も大切

しまむらのカーブパンツ自体もデザインは素敵でしたが、わたしの体型や普段の履き心地には、GUのジーンズがしっくりハマりました。

「あーだこーだ考えて買ったのに失敗した…」と一瞬凹みましたが、自分にとっての譲れない基準(ウエストの楽さ)が明確になったと思えば、ムダな買い物ではなかった。と、思うことにします。

服だけに限らず、あらゆるモノ、あらゆる経験において、なるべく失敗はしたくない。

けれど、

「やってもた」のない人生なんて、それ、おもろいか!?

と、あえて強めの関西弁で、自分に言い聞かせるのでありました。

 

<関連記事>

▼あーだこーだ悩んで購入した当時のレビュー記事はこちら↓

longsleeper.hatenablog.com

▼GUつながりで。最近購入したGUのスカートのおはなし

GUテックカーゴスカートの色違い二枚買い|白ボトムスへの憧れとサイズ選び|大人の日常着

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清里だより 2026・第八便 〜アリとの根競べと、「急にどうした?」にならない黒のアクセサリー

日中はほどよく暑く、日がかたむくと涼しい風がスーッと吹いてくる清里高原です。

今回の「清里だより」は、読み終えた本の正直な感想、梅とアリのはなしのつづき、旅に持参する服は、という三篇です。

最後までおつきあいくださいませ。

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目次

話題だった『ザリガニの鳴くところ』を読んだ素直な感想

「ザリガニの鳴くところ」を読み終えました。

寝る前のひととき、清里の夜のしじまに少しずつ進みながら。

めったに「おもしろかった」と書かない人がそう評した、ということで食指が動き、読んでみたのがこの小説です。

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内容は、犯人は一体誰?というサスペンス要素もありながら、ひとりの女性の成長記と、湿地帯の生態系の話でもありました。

えー、率直な感想を言いますと、おもしろかったか、人にも勧めたいか、と問われれば、「いや特には…」。

なんだろう。

浅く読み過ぎた?

もしかすると、映画はおもしろいとか?

もう一回読んでみる?

でももう一回読みたいものでもないし、次に読みたい本もあるし。

うーん。

と読み終わった今も、時折少し、この小説の読み方についてのあれこれが、頭をよぎる。

しかし、ひさびさに少し厚めの翻訳ものを完読できた満足感はあるので、それでヨシとします。

 

梅の引き上げどきと、アリとの根競べのゆくえ

あの、“アリ”と“梅”はその後どないなってん、という話です。

まず梅の件から。

あれから数日、干し続けました。(やっぱり室内で)

引き上げどきがわからず、今もわからないままですが、カラカラの干し梅にしたいとは思わないので、とりあえず密閉容器に回収しました。

保存は冷蔵庫が無難かなあ、と思っている最中です。

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次に、アリとの攻防戦の件。

あれから、アリの巣コロリは、リビング→玄関のたたき、に移動しました。アリが来ているのはリビングからではなく、玄関からなのでは?と推測したので。

アリメツは台所のままなんですが、アリメツを垂らすとアリが群がり、1~2日たつとパタリと姿を見なくなる。よしよし、と思っていると、またアリが群がるのでアリメツを数滴追加、するとまた1~2日で姿が途絶え、今度こそ絶えたか、と様子を見ているとまたアリが群がっていて、というループに入っていました。

もしかしてアリにエサをやっているだけになってない?アリメツ大丈夫?効いてる?とアリメツを疑いはじめる始末。

それでも根気よく続け、何度目かのループを経た今、前より長い日数で姿が途絶えています。

このままこの状態が続くとよいのですが。

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旅の服と「ハレとケ」、自分を整える「お守り」みたいなもの

清里に滞在して、一か月がたちました。

わたしが旅に持っていく服は、黒色が多いです。

それは、

★汚れが目立たない

★ほかの色を受け止めてくれる

★飽きづらい

という理由から。

服に限らず、旅に持参するものは、できる限り“最小量”かつ“最大限のパフォーマンスを発揮するもの”がいいんです。

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とはいえ、実用一辺倒では味気ない。

そこにアクセントを添えてくれるのが、アクセサリーなんですよね。

実は今回の清里滞在にも、ネックレス『凛』『亜凛』を持参しました。

この二つ、“黒のネックレス”という点では同じ。ですが、長さやビーズの大きさが違うので、

•首まわりが広めの服には、鎖骨くらいの長さの『凛』

•首まわりが狭めの服には、チョーカータイプの『亜凛』

•『凛』と「亜凛』を重ね付けして、少しボリューミーにする

•『亜凛』を手首に巻いて、ブレスレットにする

という使い方ができます。

この二つのネックレスは、カジュアルなTシャツに合わせても、「え?急にどうした?」という、キメ過ぎ感、唐突感が少なく、使いやすくて自画自賛。

とにもかくにも、わたしは「月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり」に似て、人も時間も日常も、すべては旅だと捉えています。

だから、「日常か旅か」「ハレかケか」、はたまた「特別な日だからオシャレする」でも、「特に何もない日常だから適当な服ばかりで済ます」でもなく、そういうものの境目を超えて、常に自分の心地よさに耳を澄ませていたい。

アクセサリーは、そんな自分であるための「お守り」みたいなものかもしれません。

+++————————————+++

今回も「清里だより 2026・第八便」を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「第九便」もお楽しみに。

それではまた。

清里だより 第九便|姪っ子と過ごすのんびり夏休みとハチ退治 


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50代、Tシャツ姿の自分を見直せる。ネックレス『凛』の話

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「首元に、すっと一本の筋が通るような感覚。」

『凛(りん)』を身につけるたび、いつもそんなことを思います。

年齢を重ねるにつれて、昔、着ていた服になんとなく違和感を覚えたり、日常のカジュアルな服を着ると「なんだかぼやけてしまう」と感じることが増えました。

特別な日のおしゃれのためにつけるというより、“Tシャツにデニム”のような、いつもの軽い普段着。そこにプラスするだけで、不思議と全体がキュッと引き締まり、自分のことを見直せる。

そんなネックレスが欲しくて、生まれたのがこのネックレスです。

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 『凛』は、ガラスビーズやフランスのビンテージビーズを組み合わせ、ひとつひとつ手作業でお仕立てしている三連のネックレスです。

重厚感のある見た目なのに、実は重さはわずか「約14g」。

「アクセサリーはなるべく軽い方がいい」という思いから、一日中つけていても気になりづらい軽さに仕上げました。

光を反射する小さなカットビーズ、マットな質感のビーズ、異素材の黒が織りなす繊細な陰影。 黒というと重い印象になりがちですが、そう感じさせないよう、ビーズの配置には工夫をしています。

主張しすぎないのに印象的で、50代を引き立たてる。それが『凛』です。

手作業でお仕立てするため、制作できる数には限りがあります。 そのため『凛』は、毎月1日〜5日のみ、お一人様のみの限定受注とさせていただいております。

今月も、必要な方の元へそっと届きますように。

本日 8/1 朝9:00より受付を開始いたします。

▼ お申し込み・ショップページはこちらから

fumikino.base.shop


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清里だより 2026・第七便 ~姉さん事件です!のリカバリー梅仕事と森のバレエ、いいとこどりの出家

猛暑でタイヘンだという声は日々聞こえてきますが、7月も終わるというのに、雨降りの日だとこちらは薄い長袖を羽織りたくなるほど肌寒く、窓も全閉めしています。なんかすいません。

今回の「清里だより」は、思わず声をあげてしまった事件、夏の夜の夢のようなバレエ、友との会話で考えたこと、の三篇です。

ではどうぞ。

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目次

姉さん、事件です!〜気分次第の梅仕事とリカバリー戦記〜

姉さん、事件です!

と、ドラマ「HOTEL」の高嶋政伸風に始めてみました。

なんと、あの梅干にカビが生えました。キャー。

あわてて一粒一粒点検し、ダメそうなものは破棄、大丈夫そうなものは35度のリカーにくぐらせ、再度干す、という作業をしました。

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考えられる原因は、塩分濃度が低かったことと、干し不足。

いつも「作ってみたいだけ」で、塩の量などはテキトーなのがアカンかったんかもしれません。

これは失敗ではなく、こうしたらアカンかもよ?という方法がわかっただけ。ここのところは、エジソン流の考え方を採用です。

来年は、ちゃんと塩の量も計…る…かどうかはまだわかりません。すべては気分次第ダカラ。(懲りない)

ちなみに、今回カビてしまった梅干しの干し風景(まだ平和だった頃)はこちら。この時はまさかそんな事になるとは…

➡ 【関連記事】清里だより 2026・第六便 ~あるもので仕込む梅干しと、ライムイエローで遊ぶ装い

 

森の夕闇に舞う、萌木の村「フィールドバレエ」の幻想と現実

数日ぶりに萌木の村に足を運びました。

夏休みに入り、平日でも人が増え、土日には村内にあるレストランには行列ができるようになりました。

“フィールドバレエ”の会場も、約一か月かけて少しずつ、左側から右側の状態に。

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夏の夜の約十日間、八ヶ岳南麓の森の中で催されるバレエ。

そのために集まった人たちの熱気とざわめきが、木々の香気と涼しさの漂う会場をひそかに満たしていく。

ひぐらしが鳴き、夕闇が森を包みだす頃、満を持して開演を知らせるアナウンスが流れる。

席につき、息を詰めて今か今かと開幕を待つ。

会場の照明が消え、音楽の音量が上がる。会場の期待は最高潮。

ステージにヒラリと登場するバレリーナ、ひとり、ふたり、と増えていき、観ている者を夢のひとときにいざなう。

あ、これらはすべて「こんなんちゃうかなー」という想像です。観たことないから。

なんて幻想的なんだろう、と想像でうっとりしてしまいますが、やっぱり屋外ゆえに虫は出るし、天候が悪いと公演も中止になるそうです。

想像と現実は表裏一体。現実も込みで、おもしろがりたいものです。

今年は全公演、無事に終了するといいですね。

 

「わたしは好き、以上」——友人との長電話と『いいとこどりの出家』

先日、友だちと電話で話しました。

お互いの近況や、これについてはこう思う、こう考える、というような話をしていると、いつもあっという間に数時間がたちます。

彼女とそんなふうに腹を割った話をしていると、自分が何を、どう考えているのかが言語化され、それが自分の耳に入り、自分の考えを再確認することも、そこから新たな発見ができたりもする。

それも楽しく、そうして話を聞けたり、聞いたりしてくれる彼女の存在は、とてもありがたいです。

こういうときによく思ってしまうのは、「わたしは好きだけど、相手がどう思っているかはわからない」ということ。彼女だけでなく、自分が好きな人みんなに対して、「自分と相手の熱量が、できれば同じくらいだったらいいのになあ」と。

でもわたしだって、時と場合により熱量は変動する。だから、そういうことで推し量ろうとするのではなく、「わたしはこの人のことが好き、以上」ってことでいいや、という同じ結論に毎回いたるんですが。

そんなふうに同じことをぐるぐると考え、同じ結論にいたることがよくあります。これって自分に言い聞かせてるんだろうな、と思う。

仮に今は、その結論にいたるまでに数秒かかっていたとしても、いつかは反射的に、即座にその結論にいたれるようになり、さらにはそれがもっと当たり前になって、そんなことを考えもしなくなる、という状態になりたい。今は、そんな自分になるための過渡期。たぶんですけどね。

彼女がわたしに送ってくれた言葉は、「いいとこどりの出家」。

言い得て妙、さすがです。気に入ってます。

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誰かの基準や評価に合わせるより、自分の心地よさを「いいとこどり」して軽やかに生きていく。そんな大人になりたいです。

夏の終わりの静かな装いに、こんな黒を添えてみるのはいかがですか。

▼ 手首に巻けば、ブレスレットとしても。黒のチョーカーネックレス『亜凛(ありん)』 | えふ

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今回も「清里だより 2026・第七便」を最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「第八便」もお楽しみに。

それではまた。


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🌿 手仕事のアクセサリー『えふ』(BASEショップ)

50代の首元に寄り添う、黒の三連ネックレス『凛』。
ひとつずつ手作業でお仕立てするため、毎月1日〜5日のみ、おひとりさま限定で承ります。
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清里だより 2026・第六便 ~あるもので仕込む梅干しと、ライムイエローで遊ぶ装い

今朝は羽毛布団にくるまって目が覚めました。

跳ねのけている朝、寝苦しい夜もありますが、こちらにいるときは基本、夏でもお布団は羽毛のまま。そりゃあ冬は寒いはずだ。

そんな清里からお送りしている「清里だより」、今回は第六便です。

目次

自分流で干す梅干しと、ご飯が進む紫蘇の佃煮

オット氏に頼み、今年仕込んだ梅漬けを、家から持ってきてもらいました。

今回は、「梅干しといったらこの色」という、鮮やかなな紅色に染まってうれしい。いつもテキトーに作るから、こんなに染まったのは今回が初めてかも。

このままだと“梅漬け”なので、清里で干すことにしました。

ザルに開け、梅、梅酢、紫蘇、に分けます。

梅酢は、簡易の柴漬けに。作り方はこちら

紫蘇はゆかりにするというのがよくある使い方ですが、「ゆかり…ねぇ…」と思うので、お酒とみりん、醤油糀、ゴマ、かつお節を入れて佃煮風にしてみました。これならご飯のお供になりそう。(美味しくできました。梅かつお味が好きな人におすすめです)

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紫蘇の大半は少し乾燥させてから、冷蔵庫で保存の予定。

梅は紙に並べ、風が通る室内の窓際で干しました。

「干し網やザルに入れ」て「紫外線に当て」たほうがいいのは知っているけど、干し網も適度な大きさのザルもなく、室内でも紫外線は入ってくるだろうからこれでいい。

ホームセンターなどで干し網や大きなザルを見かけると、つい立ち止まって買おうかどうしようかと思案してしまいますが、いやちょっと待て自分、ともう一人の自分がストップをかけます。

干し網は持ってたけど使わなさ過ぎて、引っ越しの際に捨てたよね。それに、梅干にしか使わない大きなザルが家にあるのもいかがなものか?何かで代用できるなら、それでいいじゃないか?

懲りずに毎年、心の中で繰り返されるやり取りです。おなじみのルーティーン。

ちなみに、お味噌を仕込む時期にはマッシャーが欲しくなります。これも毎年のこと。季節の一過性の風邪のようなもので、毎年、ちょっとだけ思い悩むけど、すぐ忘れる。そんなもんです。

梅は、ある程度、中に水分が残っている方が好みなので、干したのは五日ほどでした。

漬けていたガラス瓶に詰め戻し、これにて今年の梅干づくりは完了です。

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今年の梅干しの仕込み話は、こちらの記事に。

50代大人のモノトーンコーデ|南高梅の梅干し作り方と小麦粉なしスパイスカレーレシピ 

清里のパティスリーで出会った「ガトー・マントゥ」

先日、突然「ケーキ!」という気分が生じ、清里のパティスリー 「アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュ」でケーキセットを食べてきました。

選んだのはホットコーヒーと、ガトー・マントゥという名のケーキ。

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上に乗っているのはメレンゲ、ココアパウダーの中は、チョコレートのムースやカスタード(たぶん)のクリームなど。

最初に口に入れて感じたのは、繊細な甘さ。わかりやすく甘いのではなく、少しずつ複数の味が合わさったような甘さでした。自分でも書いていてよくわからないんですが。

クリーム部分には、そっと仕込まれたミントの香り。

ケーキは小さかったけど、本当に美味しいと、小さくてもちゃんとお腹が満ちる。

この日はそんな発見を味わいながら、帰りました。

ファミマのソックスと、GUスカートの擦れ対策

ファミリーマートのショートソックスの丈とフカフカ具合が気に入り、エメラルドブルーにつづいて、ライムイエローも買ってみました。

蛍光イエローや蛍光グリーンのようなまぶしさですが、この色がどうしても気になって。

靴下でインパクトを出す、という装いが好きです。

面積が小さいから、多少派手な色や柄でも悪目立ちせず、自分自身も飽きにくい。なおかつ、アートを感じたり、思いきって遊んだりもできる。

この日は、持参したシャカシャカ素材のジーユーのスカートに合わせてみました。

そして、このジーユーのスカートですが、歩くたびにスカートのスソが向こうずねに擦れ、ちょっと痛くなってくることがわかりました。ジーユーのレビューに書いてあったのはこのことだったのか。

もしやスピンドルで締めすぎている?と思い、二つある調整部の両方ともを、目一杯ゆるめてみましたが、あまり変化が見られない。

そこで思いきって、スピンドルごとハサミでカットしてみました(A→B)

GUスカートのスピンドルをカットして擦れを防止する工夫(AからBへ)

前よりは擦れづらく、歩いてもほとんど気にならなくなったものの、さらに気にならなくしたいので、追々、もうひとつのスピンドルもカットするかもです。

残ったスピンドルをカットしてもまだ気になるようなら、次は通っているゴムをカットしようかな。もともとのスカートの型がバルーンだから、ゴムがなくてもシルエットに大きな影響は出ないのでは、と考えているんですが、どうでしょう。

服を自分に合わせたくて、ああでもないこうでもないと試行錯誤するのは、ちょっとメンドウだけど、おもしろい作業です。

今回も「清里だより 2026・第六便」を最後までご覧いただき、ありがとうございました。 

「第七便」もお楽しみに。

それではまた。

 

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続編の「第七便」はこちらです。

longsleeper.hatenablog.com

【「清里だより」バックナンバー】

◆ 前回の記事:清里だより 2026・第五便 ~台所の攻防戦と、大人のTシャツの足し算

◆ はじまりの便:清里だより 2026・第一便 ~薄い寒さと桃のコンポート

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あなたの日常に、小さな灯りがともる時間になりますように。

『わたしなんかが』を言い訳にするのを抑えて。思索と手仕事の場『灯ともし舎』、はじまります

 

夕べふと、自分の活動に屋号を付けることを思いつきました。

それにあたり、こんな言葉が好きだな、こういう雰囲気はどうだろう、この組み合わせは?と、いろいろ考えて、決めた屋号が「灯ともし舎」(ひともししゃ)。

灯ともし頃という言葉があるんですが、これは、灯をともす時間帯、つまり夕方をさします。

日が翳りはじめてともされた灯りには、なぜかほんの少しだけ、胸が締めつけられる切なさを感じます。

家の庭で遊んでいるのに、帰る場所がどこか他にあるような。

大きくなってからは、帰り道を急ぐ中、誰かの家にともされた灯りを見上げて。

夕闇ににじむ赤ちょうちんに惹かれるのも、同じ感覚かもしれません。

 

特に話しはしないけど、その灯りでホッとする。

かすかに自分と似た、人の気配がする。

それが「灯ともし舎」の灯りです。

 

実は、屋号を付けること、考えることは、とてもワクワクする作業でありながら、一抹のザワつきが付いてまわる作業でもありました。

ザワつきの正体は、「わたしなんかが屋号を付けていいのか?」というためらい。

バリバリと何かをやっているわけでも、これといって打ち出したい何かがあるわけでも、大きな志があるわけでもない。なのに、改めて屋号を付けるとかって、どうなんだろう。

…だけどまあ、これも遊びか、と思いました。

自分をおもしろがらせるための、人生の遊びのひとつ。

わたしはすぐに、モノゴトを深刻にとらえてしまうから、あえて軽く。

 

この「灯ともし舎」は、50代のリアルな日常の装い、日々の試行錯誤、装いにプラスしたいアクセサリーづくり、国内外の旅などの、観察記録を置く場所です。

自分をおもしろがらせる、日常をおもしろがる。

三々五々集まり、三々五々離れる。

ハデさや即効性には欠けますが、じわじわと、なにとぞお付き合いを。

 

とりあえず形から入ろう、ということで、ブログトップに置くバナーを作りました。

われながら、いい出来だと思います。


きのした ふみ | 書くひと、つくるひと

思索と手仕事の場「灯ともし舎」主宰。世の中の“らしさ”に惑わされることなく、自分の内側にある静けさに耳を澄ませる。日々の暮らしにそっと灯りを置くような気持ちで過ごしています。

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あなたの日常に、そっと灯りがともるような時間になりますように。