「人生100％自己責任」
という説があるのをご存知でしょうか。
この説を知った当初、正直、
「んなわけあるかい！」
と思っていました。
生きていればイヤなこと、
不快なこと、悲しいこと、
傷つくことはたくさんある。
願ってなくても起こる。
避けられない。
最初は信じられなかったし、
信じる気にもなれません。
でもまあ、とりあえず、
百歩譲って、
イヤイヤながらも仕方なく、
ひとつの仮説や視点、可能性として、
「もーしー、万が一、そうだとしたら、
このことにはどういう意味があるだろう」
そんなふうに何年もかけて
少しづつ検証をしてきました。
そして今にいたるんですが、
「100％自己責任ってホントなんですよ！！」
とはまだ言えず(^_^;)
ではありますが、
「あー、たぶん、ほぼ、そうなんやろうなー」
くらいには思っています。
断言はできませんが、
まあ、なんとなく、
そうなんちゃいますか、ぐらい。
だからなのか、そういった意味でも
人間関係が変わってきました。
実際の人間関係と、人へのかかわり方、
二つの意味で。
「人生は（100％と行かないまでも）自己責任」
この考え方がわからない人
（昔のわたしのような）は、なにかと
他人や政治など自分以外のせいにしがちで、
基本、人生は不幸とアクシデントに
まみれている、
と考えています。
今、まわりにいる（いてくれる）のは、
こんなにタイヘンなんだよー(´；ω；`)ｳｯ…
とか言いはするものの、わたしが
「・・・え？でもそれって楽しんでない？」
とツッコミを入れると、
バレたか、という顔をする人。
自分がそういう状況を作り出していることを
わかっている。
だから一緒にいて気がラクです。
ちなみに、わかってない人は、
わたしがそういうことを言うと
「ひどい」と怒ったり嘆いたりと不機嫌になります。
実際、自分に何か良くない（とされる）ことが
身に降りかかってくれば、
当然、悲しかったり、怒りを覚えたり、
虚無感に襲われたりはします。
100％自己責任だとわかっているなら
そういうこともなく達観できている、
というわけではなく、やっぱり
泣いたり笑ったりするのが
人間の自然な姿ですし。
感情に振り回されるのがしんどくて、
出家すれば、悟れば、そのしんどさも
なくなるのではと思っていた時期も
ありましたが、
そういうこともなく淡々としているのは
ただの無感情な人だ、
という話を聞いてからは、
そこに憧れなくなりました。
大事なのは、何があっても
フラットな心地よい状態に戻れるという
レジリエンス力（元に戻る力）です。
とまた話がそれましたが、
「人生は自己責任」説と「そうじゃない」説、
どちらにもメリットとデメリットは
ありますが、
正解、不正解はないと思います。
自分はどう生きたいか。
それだけなんですよね(*´ω｀)
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