今回の旅は、
柚子胡椒を仕込むためには必須の材料、
“青柚子”を「安く」手に入れる旅、
でもありました。
もちろん近所でも売っていますが、
関西弁でいうところの
「え?これ高ない?」(訳・高くありませんか?)
去年は様子見で5個くらいで仕込みました。
ぜーんぜん足りない。今年はもっとほしい。
思ったような価格で手に入らないなら
今年は作るのをあきらめるつもりでした。
青柚子が出まわる期間は短くて、
時間との勝負でもあるから気も焦ります。
が、今回の旅で、
こーんなに手に入れました!(*^ω^*)
しかし手に入れたことに満足して、
そこで燃え尽きそうになりました。
そういうことないですか?(笑)
おっといかんいかん、と重い腰を上げて
やっと柚子胡椒の仕込みに取り掛かる。
まず、
去年買いすぎて冷凍しておいた、
青唐辛子のヘタと種を取り除き、
すり鉢ですりつぶす。
青柚子はさっと洗って、
皮の青い部分だけをすり下ろします。
青唐辛子を扱うときは、
ゴーグルや手袋着用を推奨。
いやこれマジで。大げさじゃなく。
今回は冷凍していたから辛みが落ちていたようで、
そこまでしなくても大丈夫でした。
青柚子の皮の白い部分は
苦味のもとになるので、
できるだけ青い部分で寸止めします。
そこに青柚子のしぼり汁と、
塩を入れて混ぜてペースト状にします。
青柚子も青唐辛子も塩も量はテキトーです。
味見して、こんなもんかなと思ったら完成。
実際に食べるとき、
塩味が足りなければ塩を足せばいいし、
辛さが足りなければ
「追い青唐辛子」をしますし(^^)
できあがったら、
しばらく常温で寝かせて味がなじむのを待ち、
あとは冷蔵庫で保存。
自分で作った柚子胡椒は、
なんといっても香りがいいんです。
若い青柚子のすがすがしい香りに、
自分好みの酸味と塩味と辛味。
材料も作り方も単純なのに、
いちいちメンドーで時間がかかる、
というところが
お味噌の仕込みに似ています。
柚子の種は化粧水にしてもいいし、
植えてもいい。
皮の白い部分と汁をしぼった後の部分は、
乾燥させて入浴剤に。
お鍋の季節に大活躍する柚子胡椒。
今回の量くらいあれば、
ちまちま使わずに済みそうです(^^♪
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