神奈川、湯河原温泉に一泊してきました。
その名も「夢十夜」というお宿が
お目当てです。
この宿、気になるんよねー、
とインスタグラムを友だちに見せたところ、
「行こう!予約して!」
とのことで即、予約。
宿は湯河原駅から路線バスで約10分。
温泉中央という停留所の目の前に
「夢十夜」はありました。迷うヒマもなく。
玄関の暖簾をくぐり、
チェックインしたい旨を伝えると
「きのしたさまですね?」
おおー、名乗らずとも
宿泊客を把握されているところがすばらしい。
でもでも、
もしかすると今日の泊りは
わたしたちだけという可能性も。
(その通りでした)
お風呂に入っていると
LINEが来ていたので、
わたしが部屋に入ったときは
友だちはおらず。
この友だちとは、
現地集合、現地解散、個人行動が基本。
お互いその方がラクなんです。
窓際にハンモック〜(^^)
こんなふうに、ところどころに
本が置いてあるしつらえがいいなあ。
ベッドの頭の上にも本がぎっしり。
友だちが戻ってきたので、
入れ替わりでお風呂に行きました。
めまいがしそうな宿の階段。
内部の造りも、
なんだか迷路みたい。
お風呂に行く途中で見かけた、
本のタワー。
そういえば、
黒澤明の映画「夢」も
「こんな夢をみた」で
始まりますよね。
大王わさび園が出てくる話が好き。
中庭には、
あやしげなネオン。
お風呂は温泉で、
「明湯」と「暗湯」のふたつがあります。
その名の通り、「明湯」は明るめ、
「暗湯」は暗め(みたいです)。
この日は「明湯」が女湯でした。
脱衣場も広くて清潔感がありました。
自分以外に誰もいないのもいい。
共同で使う場所にほかのお客さんがいると、
知らず知らずせわしない気分になったり、
じゃまになってないか、なんて思ったり。
だから、民宿の共同トイレや、
高速のサービスエリアや観光地のトイレ、
宿や銭湯のお風呂はリラックスがしづらい。
とはいえ温泉は好きなので、
「なるべく人が少ないように」
といつも心の中で唱えています。
お風呂の横には図書室もあります。
寝ころんで本が読めるベッドが四台。
一階のおみやげ物屋さんの壁には、
たくさんの本が
オブジェのように飾ってありました。
図書室や図書館が好きだった人や、
枚方蔦屋の巨大な本棚、
ホグワーツの図書室などに
ひそかにヒャー♪ってなる人には
きっと喜んでもらえるはず。
湯河原温泉には、おもむき建物が
ところどころに見受けられます。
それらを見てまわるのも楽しい。
この晩は、
外でイタリアンをいただきました。
鮮魚のカルパッチョ、チーズのニョッキ、
サルシッチャ(っていうんだって。
イタリア風ソーセージ)。
美味しゅうございました(*^-^*)
翌朝はチェックアウトの10時半まで、
二人で部屋でのんびりまったり。
朝食が、チェックアウト後の
10時半からでもいただけるという
うれしいシステム。
焼き雑炊か、フレンチトーストか、
ということで、
わたしたちは二人とも焼き雑炊をチョイス。
焼き雑炊、初めて聞きました。
そのまま食べるもよし、
添えられたおすましをかけて
ヒタヒタにして食べるもよし、
とのことで、
こういうの楽しいですよね。
蒸し、焼き野菜は、
神奈川 三浦半島の野菜だそう。
ひとつひとつの野菜の味がギュッと濃くて、
食べ応えあるぅ!
手間と工夫、エンタメ性が感じられる、
美味しくて楽しい朝ごはんでした。
抜けるように澄んだ青い空の下、
帰りはJR湯河原駅まで、
二人してゆっくりと歩いて帰りました。
道の途中にあった、
樹齢約800年の木。
湯河原は梅林も有名みたいです。
あー、いい天気。
友だちとは駅で別れました。
コンセプトありきというか、
外側、ハードだけやなあと感じる施設が
多い中、「夢十夜」は表のスタッフさん、
お掃除のスタッフさんまで
気が行き届いており、
ご親切でうれしかったです。
ありがとうございました(^^)
宣伝、応援の意味を込めて
「夢十夜」コラージュを作ってみました。
「夢十夜」ガンバレ!
【インスタグラム「今日のきのした」】
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