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泊まりがけで比叡山へ。
と、その前に京都市内を通ったので、
「アンスティチュ・フランセ関西」
で開催されていた
「マルシェ ド ノエル」に
寄ってみました。
建物のおもむきも
クラシックで好きな感じ。
マーケットのしつらえもかわいくて、
ほんの少し、フランスに
行った気分です。
そのあと車を走らせ
比叡山にあるお目当てのホテルに
チェックイン。
客室にはそれぞれ、
フランスの地方の名前が
付けられていました。
(おお、フランスつながり)
客室のトビラ横には、
こんな絵が飾ってあります。
ノルマンディーなんて名前も。
晩ごはんの前菜。
メインは京都牛のすきやきでした。
お肉が柔らかくて美味しい。
デザートは栗と安納芋。
日が暮れると滋賀の夜景がキレイです。
この日は20時半から
星空観察会に参加しました。
説明員の男性が星空マニアっぽく、
つねに楽しそうに説明されるので
こちらも楽しくなっちゃいました。
わたしが何かのマニアの人の
熱っぽい語りを聞くのが好きなのは、
自分も楽しくなるからだと
改めて思いました。
楽しいって伝わる。
翌朝は、6時半フロント集合で、
(こんぽんちゅうどう)の
朝のお勤めへ。
延暦寺の朝のお勤めに参加するなんて、
めったにない機会。
参加者の座るお堂の床には、
敷かれてあって助かりました。
底冷えしますからね、お寺は。
読経→法話という流れで
約30分なんですが、
読経を最初から最後まで
神妙に聞いている(ように見える)
人ってすごいなあ。
お葬式でも関心してしまう。
このときも読経の途中で
お坊さんがスキマに何かを
落とされたようだったんですが、
読経を中断せず片手でスキマを広げ、
手を伸ばして拾い上げる器用な姿に
吹き出してしまいました。
法話での
「あれも欲しい、これも欲しい、
もっともっと欲しい、というような
ことがありますよね」
という煩悩についてのくだりにも、
「それブルーハーツの歌詞〜。
このお坊さん、その世代か、
ブルーハーツファンやな」
とか思ってしまったし。
みんな、なんで
笑わないでいられるんだろう。
わたしの笑いのハードルが
低すぎるのか。
根本中堂は60年に一回の改修中でした。
改修には6年かかるそうです。
朝ごはん。
テラスから見える琵琶湖。
ホテルをアウトしたあとは、
オット氏の希望で延暦寺めぐり。
延暦寺はいくつかのエリアに分かれていて、
それらを総じて延暦寺というんですって。
延暦寺というのはお寺の名前ではなく、
敷地の名前なんですね。
三本の指をかかげるお地蔵さんが
ところどころにいます。
こんなふうに、敷地内やお寺の内部には
いろいろな伝記や肖像画が描かれており、
絵のタッチがちょっとこわい。
タッチは全部同じで、
おそらく同一の画家でしょう。
人があまり来なさそうなところの絵は、
判別も読解もできないほど褪せています。
それはそれでこわい。
疫病封じの版画絵。
山に寺院が点在しているので
起伏が激しく、東塔地区⇔西塔地区は
歩いて回るといい運動になりました。
(さすがに横川地区は遠いからバスか車で)
おわり~。