「ミナペルホネン 皆川明/つづく」展に
行ってきました。
ミナのテキスタイル
(布製品における生地と柄)が
大きな壁一面に張り付けられている
特別展の入り口。
これだけで「わわーー♡」です。
そこをくぐると、
360度並べられたミナの服の部屋。
いやもう、どれがいい~??
どれにする~~??
どれ着る~~??(#^^#)
着るならどれがいいかと
真剣に妄想。
・・・選べません。
とりあえず全部着ます。
細かい。細かすぎる。たまらない。
印象に残った言葉。
「自分達らしい事しか
結局伝える力にならないから
その自分達らしいを磨いていくしかない」
わたしはビンテージビーズやカレンシルバー、
半貴石が好きなんですが、
それは「ゆらぎ」を感じるからなんだなあ、
とこの一文を見て思いました。
いびつだったり、
経年変化があったり、
内包物があったりで
どれもちょっとずつ
違うところが好きなんです。
決して均一じゃないところ。
同じものは二つとないところ。
「ゆらぎ」は個性、
生の感覚ですね。
布が二重になっているので、
時間を経て擦りきれてくると
下の布が出てくる仕組み。
おもしろーい。
これまた勝手な妄想ですが、
「乙女心を持つおっさん」
というカテゴリーが
わたしの中にはあって、
ミナのデザイナー皆川明も
そこに入ります。
そこには
ランプシェードに穴があいているので、
上に張られた紙を通して
水玉に灯りがもれます。
個人所有のミナの服と
それにまつわるエピソードが
展示されている部屋もありました。
(撮影禁止)
娘が小さいころに買った、
娘との日々を思い出す服。
亡き妻がよく着ていた服。
自分に自信を与えてくれた服。
ミナの服はお高めだけど、
高さとデザイン性が
比例する服だと思います。
時間を超える服ですよね。
持ってないけど。
(持ってへんのかーい)
特別展だけのグッズ売り場もありました。
めっちゃ並んではったので入らず。
並んで待つのはニガテなので。
安藤忠雄の設計です。
この人の設計は、
コンクリートの冷たさと
デザインの生物感の融合という感じで
おもしろいです。
2020年11月8日まで。