旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

「ミナペルホネン 皆川明/つづく」展

 

 

 

兵庫県立美術館

「ミナペルホネン 皆川明/つづく」展に

行ってきました。

 

 

ミナのテキスタイル

(布製品における生地と柄)が

大きな壁一面に張り付けられている

特別展の入り口。

これだけで「わわーー♡」です。

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そこをくぐると、

360度並べられたミナの服の部屋。

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いやもう、どれがいい~??

どれにする~~??

どれ着る~~??(#^^#)

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着るならどれがいいかと

真剣に妄想。

 

・・・選べません。

とりあえず全部着ます。

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刺繍の下書き

 

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細かい。細かすぎる。たまらない。

 

印象に残った言葉。

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「自分達らしい事しか

結局伝える力にならないから

その自分達らしいを磨いていくしかない」
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わたしはビンテージビーズやカレンシルバー、

半貴石が好きなんですが、

それは「ゆらぎ」を感じるからなんだなあ、

とこの一文を見て思いました。

 

いびつだったり、

経年変化があったり、

内包物があったりで

どれもちょっとずつ

違うところが好きなんです。

決して均一じゃないところ。

同じものは二つとないところ。

 

「ゆらぎ」は個性、

生の感覚ですね。

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天井にもミナ。


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布が二重になっているので、

時間を経て擦りきれてくると

下の布が出てくる仕組み。

おもしろーい。
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これまた勝手な妄想ですが、

「乙女心を持つおっさん」

というカテゴリーが

わたしの中にはあって、

ミナのデザイナー皆川明

そこに入ります。

 

そこには

宮崎駿大林宣彦もいます。


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ランプシェードに穴があいているので、

上に張られた紙を通して

水玉に灯りがもれます。

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個人所有のミナの服と

それにまつわるエピソードが

展示されている部屋もありました。

(撮影禁止)

 

娘が小さいころに買った、

娘との日々を思い出す服。

 

亡き妻がよく着ていた服。

 

自分に自信を与えてくれた服。

 

ミナの服はお高めだけど、

高さとデザイン性が

比例する服だと思います。

時間を超える服ですよね。

持ってないけど。

(持ってへんのかーい)

 

特別展だけのグッズ売り場もありました。

めっちゃ並んではったので入らず。

並んで待つのはニガテなので。

 

 

兵庫県立美術館

安藤忠雄の設計です。
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この人の設計は、

コンクリートの冷たさと

デザインの生物感の融合という感じで

おもしろいです。

 

 

2020年11月8日まで。

mina-tsuzuku.jp