東京 目黒区にある
「アクセサリーミュージアム」
“いけないのファッション展”を
見てきました。
「いけない」という言葉には
「ルージュマジック」が続くお年頃。
東急東横線「祐天寺」駅から
迷いながら歩いて10分くらい。
やっぱりここでもグーグルナビより
電柱の案内板に助けられるという。
(このときもそうでした)
東京、神奈川って
ちょっとした坂が多いですよね。
電柱の案内板に導かれ、
住宅街のつづく道を
のぼったりくだったりしていると
ミュージアムが見えてきます。
“いけないのファッション展”
という企画展に惹かれて来たんですが、
館内の順路がよくわからず、
とりあえず目の前の常設展から
見て回ることにしました。
ガレといえば上の画像ような
ガラスのデザインが有名ですが、
下の画像のような、
ガラスじゃないやつのデザインもキレイ。
↑これ、クレマチスに見えませんか。
クレマチスのデザインって好き。
二階に上がって、
やっとお目当ての企画展。
“いけないのファッション展”
というのは、
人体に毒だとか、
環境保護的に良くないなど、
今では禁止されていたり、
NGとされているものを使った
ファッションを展示したもの。
まずは動物の皮編。
ワニ革やファー、アルマジロのバッグなど。
そういえばわたし、
フォックスの襟巻を持ってます。
あったかくて肌触りがいいのです。
大事に使おう。
お次は毒編。
「ファッションプレート」というそうで、
なにかのラベルや花びらを模したもの、
リボンや布など、
いろんな素材が張り付けてあります。
羽やリボンに
ヒ素が含まれた顔料が使用されているそう。
この色あざやかなハンカチーフにも、
毒性のある顔料が使われています。
これは有名ですね。
昔のおしろいには鉛が含まれていたという話。
だけどパッケージがステキ。
優雅さの象徴のような扇ですが、
こんな意味もあっただなんて。
ヒ素が使われているのでは?という
サフィレットグラス。
そしてまた常設展へ。
細かく編んである手袋、
レースのハンカチ。うっとり。
スカートの裾をつまみ上げる
というだけのクリップなのに
この凝りよう。
常設展は年代別に展示されており、
こちらは1940~70年代。
こちらは80~90年代。
頭からつま先までピンクハウスな人、
いましたねー。
ピンクハウスは似合う人が
激しく限定されているよーと
当時から心の中で思ってました。
再び、“いけないのファッション展”。
こちらは象牙。
カワセミの羽。
使ってはいけない、でも美しい。
ということで以上です。
館内に入ったときは
「館内、せまい?」と思ったんですが、
出るときには「見ごたえあったなあ」に。
アクセサリーミュージアム | Accessory Museum
帰り途で見かけた彼岸花。
オレンジ色は初めて。
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