旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

東京 祐天寺「アクセサリーミュージアム」“いけないのファッション展”

 

東京 目黒区にある

「アクセサリーミュージアム

“いけないのファッション展”を

見てきました。

「いけない」という言葉には

「ルージュマジック」が続くお年頃。

 

東急東横線「祐天寺」駅から

迷いながら歩いて10分くらい。

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やっぱりここでもグーグルナビより

電柱の案内板に助けられるという。

このときもそうでした)

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東京、神奈川って

ちょっとした坂が多いですよね。

電柱の案内板に導かれ、

住宅街のつづく道を

のぼったりくだったりしていると

ミュージアムが見えてきます。
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“いけないのファッション展”

という企画展に惹かれて来たんですが、

館内の順路がよくわからず、

とりあえず目の前の常設展から

見て回ることにしました。

細かいビーズで編まれたハンドバッグ!

ペンダントトップ、美しくてじっと見ちゃう

ガレといえば上の画像ような

ガラスのデザインが有名ですが、

下の画像のような、

ガラスじゃないやつのデザインもキレイ。

ガレの「ガラスじゃないやつ」

↑これ、クレマチスに見えませんか。

クレマチスのデザインって好き。

 

二階に上がって、

やっとお目当ての企画展。

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“いけないのファッション展”

というのは、

人体に毒だとか、

環境保護的に良くないなど、

今では禁止されていたり、

NGとされているものを使った

ファッションを展示したもの。

まずは動物の皮編。

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ワニ革やファー、アルマジロのバッグなど。

そういえばわたし、

フォックスの襟巻を持ってます。

あったかくて肌触りがいいのです。

大事に使おう。

お次は毒編。
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「ファッションプレート」というそうで、

なにかのラベルや花びらを模したもの、

リボンや布など、

いろんな素材が張り付けてあります。

かわいくてたまらないコラージュ感

羽やリボンに

ヒ素が含まれた顔料が使用されているそう。
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この色あざやかなハンカチーフにも、

毒性のある顔料が使われています。
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これは有名ですね。

昔のおしろいには鉛が含まれていたという話。f:id:LONGSLEEPER:20220916132038j:image

だけどパッケージがステキ。
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優雅さの象徴のような扇ですが、

こんな意味もあっただなんて。

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ヒ素が使われているのでは?という

サフィレットグラス。

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そしてまた常設展へ。f:id:LONGSLEEPER:20220916132019j:image

細かく編んである手袋、

レースのハンカチ。うっとり。

これも細工がめっちゃ細かいんですよ・・・

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スカートの裾をつまみ上げる

というだけのクリップなのに

この凝りよう。

常設展は年代別に展示されており、

こちらは1940~70年代。f:id:LONGSLEEPER:20220916131954j:image

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こちらは80~90年代。f:id:LONGSLEEPER:20220916132004j:image

頭からつま先までピンクハウスな人、

いましたねー。

ピンクハウスは似合う人が

激しく限定されているよーと

当時から心の中で思ってました。

 

再び、“いけないのファッション展”。

こちらは象牙
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カワセミの羽。f:id:LONGSLEEPER:20220916132023j:image

使ってはいけない、でも美しい。

ということで以上です。

館内に入ったときは

「館内、せまい?」と思ったんですが、

出るときには「見ごたえあったなあ」に。

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アクセサリーミュージアム | Accessory Museum

帰り途で見かけた彼岸花

オレンジ色は初めて。f:id:LONGSLEEPER:20220916132041j:image

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