好きな服第一主義のきのした。
クライアントさまに必ずうかがうのは、
「好きな服はありますか?」
そこで首をひねられる方や、
服に限らず「好き」がわからなくなっている方、
まったく珍しくないのですが、
実はそのたびにわたしはちょっと悲しくなる。
好きなモノや好きなコトが思い当らない
ということは、
『自分を封じ込めてきた』
ということ。
『おまえの「好き」なんて大した価値がない』
と誰かに思い込まされてきた、
ということ。
そうじゃないんです。
あなたの「好き」は何事にも代えがたい。
あなたの「好き」はなにより一番大事。
それを掘り起こしてほしい。
時間はかかるだろうけど。
「好き」を再発掘することは、
『自分を大切に扱う』こと。
自分のちょっとした心の動きを無視しない、
誰かのために犠牲にならない、
もっと自分の見た目や気持ちに手をかける。
自分の人生は自分が主役。
夫でも子供でも彼氏でも親でも友だちでもない。
あなたが「どうしたいか」です。
あなたの「好き」が最優先です。
もうこれ以上、
誰かの都合のいい人間にならなくていいのです。