オット氏と車で、
京都の「旧邸 御室」
(きゅうてい おむろ)に
行ってきました。
建物近くに行くと、
仁和寺が近いことがわかり、
先にそちらに行ってみることに。
京都 仁和寺(にんなじ)。
世界遺産だそうです。
知らんかった。
瓦屋根の傾斜が美しい。
ふすま絵。
桜が繊細に描かれています。
欄間の細かい細工も好きです。
仁和寺といえば思い出すのが、
古文で学んだ
「仁和寺の法師」
浮かれてかぶった
青銅の鼎(かなえ)が
頭から取れなくなり、
鼻や耳を損ないながら
むりやりはずした、という話。
こわい…
わかりやすい現代語訳と解説」
https://manapedia.jp/text/1901
五重塔の屋根を支えるのは小鬼。
がんばっております。
青空に白い雲がぽっかりこ。
仁和寺の名宝展というのも見ましたが、
色褪せた仏像に興味がわかないので、
流し見でした。
ああいうのって造形美を
見るんでしょうけど、
色が褪せ褪せだと
わたしにはどうしてもつまらんです。
仁和寺から歩いて5分くらいの距離にある
「旧邸 御室」(きゅうてい おむろ)
一見、質素な造りですが、
「希少な石」「一枚板の廊下」など
細かいところに贅が尽くされています。
陰翳礼讃のお手本のような
暗がりと明かり。
最後に
「旧邸 御室」から
歩いて20分くらいの
「龍安寺」(りょうあんじ)へ。
こちらも世界遺産。
知らんかった。
龍安寺へ行く途中で見かけた、
もう何が書かれていたのかわからない
サビサビの立て札。
龍安寺には
枯山水のチョー有名な庭がありますが、
写真はなし。
龍安寺ウェブサイトでご覧ください。
苔に木漏れ日が落ちる様子。
龍安寺に貼ってあった
大阪吹田の
国立民族博物館のチラシ。
10月からの特別展では
「ゴールデンカムイ」の
原画展もあるようです。
行かなきゃ!!
青紅葉の重なりが
陽に透けるのを、
下から眺めるのが好きです。
ハワイ ホノルルのアラモアナに
「パゴダホテル」
というのがあって、
欧米人が「中華っぽいから」と
使っているのであろうフォント
(アメリカの映画やドラマで
中華のテイクアウト容器に
描かれているようなフォント)で
ホテル名が描かれているんですが、
まあそちらから見れば中国もミャンマーも
日本も同じなんだろうなあと
それを目にするたびに思います。
ビルマ戦だからパゴダなのか、
と今、気がつきました。
いやあ歩いた歩いた。
自分ひとりならこんなにいっぺんに
まわりませんが、オット氏はまわる人。
こういうときは、
わたしは興味と体力があれば
付き合えるだけ付き合います。
興味がなければ
休んでおくか、別行動。
ムリして一緒に行動して、
イライラしたくないので。
あ、
そろそろ結婚記念日です。
では。