旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

奄美大島 2022.1 <その5・最終回>

 

こちらのつづき。最終回です。

longsleeper.hatenablog.com

帰る日も、朝から奄美は安定の曇り。

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突然ですがここで、

スウェーデンの詩人ミフタ・シノキによる

「浴場の主(ぬし)に捧げる詩」を引用。

 

「そなたを囲むは硝子の盾

悠久の時の流れ

ひたすらに何処を洗う

おお浴場の主よ

そなたはなぜに不動

(後略)」

 

と、ミフタ・シノキと名乗り、

思わず詩をよんでしまうほど

いつも謎なんですよ、

お風呂場のカラン前に居座る人。

 

観光客が多いであろう浴場、

たとえばホテルとか、観光地とか。

空いてるならいいんです。

でも、

いま混んでるやん?なときでも動かない。

いつまでもどこかしらを洗いつづけている。

頼むから代わって・・・のぼせる・・・

浴槽から願いを込めた熱い視線を送るけど

まったく気づいてもらえない。

なぜなら洗うことに夢中だから。

なんらかのわたしが知らない事情が

きっとあるにちがいない、だったら仕方ない、

とあきらめてしまうほど

ずっとどこかを洗っている。

常にどこかを洗っていてカランの前を動かない、

そんな人をわたしは自分の中で、

「浴場の主」と呼んでいます。

今回の宿にもいたんですよう~、浴場の主。

というグチでした、以上。

 

さて、

空港に向かう前に立ち寄ったのが、

数日前に行って気に入った

「サンドイッチカフェ奄美」。f:id:LONGSLEEPER:20220129125322j:image

ここでサンドイッチをいくつか買って、

空港で食べることにしました。

スタッフの方々の挨拶も

すがすがしくて気持ちいい。

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ハムエッグとブルーベリーははずせない。

ここのサンドイッチを初めて食べた息子も、

美味しさに目を見張っておりました。

でしょでしょ美味しいでしょ!!

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空港の建物から見える風景。のどか。

飛行機に乗る人が少ないのか、

空港の手荷物検査の人たちも

あきらかに手持ちぶさたでした。

 

暖かい地方から帰ってくるときは、

いつも気温差を思って軽くユウウツになります。

あー、帰ったらまた寒くて

その寒さが続くんだろうなー、みたいな。

だけど暖かい地方の気温に体が適応するのか、

帰ったその日だけは、

そんなに寒さを感じないんです。

おもしろいですよね。

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雲の上はいつも快晴。

そんなわけで奄美旅行記、終わります。

今回、オシャレなコーヒー屋さんを

名瀬の街中にチラホラ見かけたので、

そこを巡って好みの味を見つけるっていうのも

雨の日の過ごし方としていいかもです。

おわり(*^^*)

 

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