京都 岡崎、平安神宮横にある
京セラ美術館で開催中の
「モダン建築の京都」を
見てきました。
いつも前を通るだけで、
美術館に入るのは初めてです。
このポスターも、よく見ると
モダン建築の地図になっています。
チケットを買って中に入ると、
最初に体育館のような大きなホールが
目の前に広がります。
展示会場はひとつではなく、
美術館の中にいくつもある様子です。
美しいらせん階段があったので、
まずこれを堪能しなきゃでしょう！
上から撮ったり、下から撮ったり、
離れて撮ったり。
なんとなく見ていると、
建物見学をする方もおられるみたいで、
執拗にらせん階段の写真を撮っていても
怪しまれませんでした。よかった。
建物の様式などには
全然詳しくないのですが、
東京、上野にある
国立科学博物館に似ていました。
好きな感じー(*^^*)
大きな窓から床のタイルに落ちる影。
ガラスに近寄って見ると、
独特のゆがみがあります。
もしやこのガラスは、
わたしが好きな古いガラス？
ゆがみ、いいなあ、味があるなあ。
ひとしきり味わったあと、
お目当ての展示へと進みました。
でもまだ入る前に、
足を止めてしまうスポットが。
素敵な広間とか、それを抜けると見える
絵のようにキレイな庭とか。
「モダン建築の京都」展に
入ってからは、
撮りたいものは撮影不可だったため、
２枚しか写真がありません。
螺鈿の椅子。
細かい螺鈿を見かけると、
「作るのに
ものすっごい根気がいりそうだ・・・」
とその職人の根気強さを想像してしまい、
クラクラします。
この貝を採取する労力、
遠くから運んでくる労力、
加工する労力、
家具にはめていく労力が
すごすぎませんか。
なんかもう申し訳なくて、
「いやいやそこまでするなら
螺鈿にしなくていいです～（;´д｀）」
と言ってしまいそう。
惹かれるんですよねえ、
こんなふうに書き込まれた
マニアックなもの。
研究者さんのものなんですが、
これ書いてるときは
それはそれは楽しいんだろうなあ。
「モダン建築の京都」展を出て、
また少し建物内部を見て回りました。
京セラ美術館から阪急河原町駅までは、
ゆっくりと歩いて帰りました。
途中で見かけた、工場のらせん階段。
当日券でチケットを買ったら、
こんなカード式でした。はじめてかも。
２０２１年１２月２６日まで。
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