「日本最西端の駅に
行ってみようか その2」です。
その1はコチラ。
日本最西端の駅に行ってみようか その1(全3回)【ふらふら旅】
日本最西端駅を目指す旅、二日め。
部屋のスリッパを履いたまま
出発しようとしてしまい、
(ホテルあるある)
駅に着いたら改札を見過ごし、
駅の反対側に来てしまいました。
やらかし野郎は朝から好調。
下関からは最初にこの大分行に乗ります。
「鉄(鉄道マニア)なの?」
と聞かれたりしますが、
とんでもねえです。
単にわたしは、
「長時間乗り物に乗っていても
外が眺められるなら苦にならない人」。
わたしごときが鉄だなんて畏れ多い。
福岡の小倉や博多を過ぎ、佐賀の鳥栖。
駅前には大きなスタジアム。
ここか、サガン鳥栖の本拠地は。
途中、あの「吉野ケ里遺跡」のそばを
電車が通ったんですが、
肥沃そうな平野が広がり、
すぐ近くには山がそびえ連なっている、
といったわたしの好きな地形でした。
わたしが知る限りでは
長野の安曇野に似ているかと。
こういう地形は心の中で興奮しながら
食い入るように見とれてしまいます。
今度は「吉野ケ里遺跡を目指す旅」でも
いいなあ。うっとり。
途中、こんな形の山を発見。
上有田の駅舎の風情がいいです。
おもむき駅っちゅーやつですね。
早岐駅で乗り換え。
ようやく佐世保に到着。
こちらはJRの最西端の駅らしいです。
目指す日本最西端の駅まで、あともう一息。
佐世保駅からは、昔はJRだったという
松浦鉄道に乗り換えます。
ド派手な一両編成の電車。
これに乗りました。
駅の窓口で一日券を買いました。
一日券を使う日にちを、
コインで削って係の人に見せるシステムです。
「コインで削る=何かが当たる」と
一瞬期待してしまいましたが、
そういうシステムではありません。
この路線図を眺めながら、
「たびら平戸口」を目指していれば、
松浦鉄道を制覇できたのに、
と思いました。
だからといって「たびら平戸口」から
また有田に戻って佐世保に行く気力もないので
今回は佐世保からの往復だけ。
松浦鉄道は一両編成で単線でした。
一両編成の電車が走る単線の
ひなびた雰囲気ってたまりませんよねー。
(と、あまり同意を得ないのを承知で書いてみる)
夏休み中のはずなのに、制服を着た学生たちが
この線を乗ったり下りたりしていきました。
そしてついに日本最西端の駅、
「たびら平戸口」に到着。
最近こういうの(駅の擬人化やキャラクター)
多いですよね↓
「たびら平戸口」の駅舎内にある
カウンター(5席くらい)だけの
ちゃんぽん屋さんで豚ちゃんぽんを食しました。
看板メニューの海鮮ちゃんぽんには
サザエ(ニガテ)が入っているらしく
あえての豚チョイス。
実はこれも今回の目的、でもありました。
目的というほど大げさではなく、
・行ってみて
・お店が開いてて
・お腹が空いてて
・ほどよく空席があれば
↓
食べようかな、というくらい。(条件多い)
駅舎内には、みんな大好き
「鉄道博物館」がありました。
松浦鉄道たびら平戸口鉄道博物館|ミュージアム情報|長崎県 歴史・文化ポータルサイト■ながさき歴史・文化ネット
帰りの電車が来るまであと30分。
これを逃すとさらに一時間後か、うーん。
クルマならキレイな景色や教会を
見て回ることができますが、
それはまたの機会にしよう。
こういうシチュエーションで
「せっかく来たんだし」とか
「次、いつ来るかわからないし」とかで
がんばると疲れるタイプなのです。
目的やタスクはできる限り絞りたい。
ということで
残りの30分は駅の周りを
少し歩くだけにしました。
帰りは、単線の線路が見たくて
一番前の席に座りました。
わらわら乗っている子どもたちを差し置いて
一番前の席に座りました。(二回言う)
電車って乗ってしまうと、電車の外側の
フォルムが見えなくなるじゃないですか。
第三者が写真や動画にしてくれなければ
「それに乗っている自分」を
電車ごと外から見ることができない。
こういうとき、
「単線に乗っているわたし」と
「その光景を外から見ているわたし」の
二人いればよかったのに、と思います。
佐世保に戻り、予約していた宿にチェックイン。
ホーッと部屋でひと休みひと休み。
調べてみると、
歩いて行ける距離の佐世保港に
「させぼ5番街」というモールがあったので
そこに向かってみることにしました。
TSUTAYAやスタバのある、
ちょっとオサレな空間もありました。
TSUTAYA、スタバ、とくれば
すなわちオシャレだと感じてしまう
自分の感性が貧しいのかも、という
疑いはぬぐいきれません。
護衛艦と赤崎岳(たぶん)のシルエット。
そうこうするうちにお腹がすいてきたので、
いい感じのお店があれば入ってみんとて
繁華街や商店街をさんざん歩き回ってみました。
が、
歩いても歩いてもこれというお店を
見つけることができません。
時間が浅くてお店が開いてないのか、
通常でこんな感じなのか、
こういうご時世だからなのか。
こんなとき自分の嗅覚のなさが恨めしい。
(かといって事前に下調べをしたくない)
ひたすら歩きまくって日が暮れて。
結局スーパーでお総菜を買い、
宿で食べるいつものパターン。
なれど、
これもけっこう好きだったりします。
「日本最西端の駅に行ってみようか その3」へ
つづきます。
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