わたしは「自分に集中してる状態」が好きで、
その状態にいるときが一番自分らしいのでは？
と、いま、なんとなく思ってます。
コドモの頃よく叱られたことや
注意されたことは、
実はその人の特徴。
光の当たり方で、
長所とも短所ともとれる。
そう考えるとわたしには、
よく叱られたことの中のひとつに、
「ボーっとしない！」
というのがありましてね。
すぐ宙を見つめて
ボーっとしてまうんですわ。
夏に雨に打たれる葉っぱを見ては、
「こんなに雨を受けてうれしいだろうなあ」
「葉っぱの先に水滴が垂れてる」
「もう少しで落ちそう」
「おやまに雨が降りましてー♪」
「あれ、三番はなんだったっけ」
なんてことがずーっと頭の中に
とめどなく浮かんでくる。
現実逃避というか白昼夢というか、
想像や連想がいろんなところに飛びます。
そんなタイプのせいか、
もしかすると自分は、
外部の刺激に対するダメージに
弱いのかも、と
思い始めました。
見たものや聞いたことが
心に残りやすく、引きずられる。
（たいていの人がそうだろうけど）
よくわからないけれど、
そうなると自分のことに
集中できない感じがする。
だから、ここ数年やっているのは、
・なんとなく、でテレビ、ラジオ、
ＳＮＳを見聞きしない。
見るもの、聞くものを自分で選ぶ。
ニュースは特に見ないようにする。
見たいものは録画して見る
・街を歩くときは好きな音楽を聴く
いいオトナとしては、
「ニュースを見て、
しっかり情報収集を
したほうがいいんだろうなあ」
と思いつつ、
ニュースを見聞きすると、
不安にしかならないんだなあ。
それって、そこまでして
やらなきゃいけないことなのか？
と思ってしまった。
だからニュースは
なるべく見ない。
街を歩くときは
好きな音楽を聴きながら。
ただ耳元に流してるだけでもいいけど、
好きな曲の「ベース」に注目して
何回も聴くとかすると
楽しくてしょーがない。
たとえばこちら、
角松敏生「初恋」
何回も何回も、ずっとベースだけを
追っかけて聴く。
そういう「楽しい・・・」
みたいなことをなるべく多く、
生活の中に散りばめる。
さっきも書いたように、
それオトナとしてどうなん、とか
ちゃんと現実を見たほうが、とか
将来のことも考えて対策たてて、とか
自分でも思うんですよう。
でもまあ、
そういうオトナがいてもいいだろうし、
経験上、苦労やガマンが報われるとも思わないし、
第一めっちゃ楽しいから
キゲンよくいられる。
今は、
それでいいのだ
と、思うことにしてますのよ。
夏の影
