旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

きのした流・麦みその仕込み方(ぼっちミソ前編)

 

 

 

ここ数年、

毎年この時期に

お味噌を仕込みます。

 

 

今回は、備忘録も兼ねた

「きのした流・麦みその仕込み方」

その前編です。

 

 

 

<材料と道具>

 

材料

 

・大豆 1キロ

・麦こうじ 2キロ

・塩 500グラム

・重し用塩 1キロ弱

f:id:LONGSLEEPER:20190131155002j:image


f:id:LONGSLEEPER:20190131154939j:image

 

どーせなら原料にこだわりたいので、

無農薬の大豆と麹、

お塩は「海の精」にしています。

 

ちょっとお高めだけどいいの。

そこケチってどうする!!

と思っているの。

 

 

道具

 

・塩切りをするためのボール

・ゆがいた大豆をあけるザル

・みそ仕込み容器(陶器がのぞましい)

・大豆をつぶす道具

(マッシャーやフードプロセッサー

足で踏むなら大きなビニール袋数枚など)

 ・クッキングシート、またはラップ

 

 

<仕込み方>

 

 

まずせんならんのは、

「仕込み日を確保」すること。

 

 

なぜなら、

6時間くらいかかるからです。

 

 

朝9時からはじめると、

終わるのがお昼の3時。

 

 

そうなるともう、

一日費やしたのと同じです。

 

 

なので、その覚悟をもって、

仕込み日は確保してください。

 

 

「明日、仕込む」と決心したら

前日にやらんならんことは2つ。

 

 

1・同居人に

「明日は晩ごはんは各自で」

と伝えること

(去年までがんばって

晩ごはんを作ってましたが、

ムリゲーだな、と悟った) 

 

 

2・大豆1キロを軽く洗い

深いボールに入れたら、

そこにたっぷり水を入れ、

12時間ほど水を吸わせること。

(けっこう吸うので水の量をナメない)
f:id:LONGSLEEPER:20190131155213j:image

 

 

12時間でこれくらい膨らみます。f:id:LONGSLEEPER:20190131155016j:image

 

大豆をゆでます。

 

 

おーーーきなお鍋があれば

それで一気にゆがけばいいのですが、

うちにはありません。

 

 

今年は3つの鍋に分けて

ゆがくことにしました。

 f:id:LONGSLEEPER:20190131155548j:image

ゆがいている間も水を吸います。

かなり吸うので、その都度、水を足します。

 

ゆがく目安は軽く指でつぶれるくらいの

柔らかさまで。

 

火を強めたり弱めたりで、

だいたい3~4時間はかかりますね、いつも。

 

そしてその間、

目が離せないので外出はまず無理。

 

 

 

ゆがき終わるまでにやっておくことは、

「麹の塩切り」と「みそ仕込み容器の消毒」

 

 

「麹の塩切り」というのは、

麹2キロをボールにあけ、

そこに塩500グラムを入れて

麹や塩のダマがなくなるよう

まんべんなく混ぜること。

 f:id:LONGSLEEPER:20190131154951j:image

 


f:id:LONGSLEEPER:20190131155031j:image

 

 

麹にも塩にも、

意外とダマがあるので、

指でつぶしながら混ぜます。f:id:LONGSLEEPER:20190131154929j:image

 

 

そして、

「みそ仕込み容器の消毒」。

 

 

わたしは仕込み容器に

常滑焼のカメを使っています。

f:id:LONGSLEEPER:20190131155037j:image

カメの名は「常滑川まこと」。

(知る人ぞ知る、大竹まことの別名)

 

 

エタノールで中を消毒します。
f:id:LONGSLEEPER:20190131155055j:image

 

 

大豆が軽く指でつぶせる柔らかさになるまで

約3~4時間ゆがきます。
f:id:LONGSLEEPER:20190131155049j:image

 

 

 後編へつづく