旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

バカにされてもいい、と決めてみた

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去年の夏、7年勤めた職場をやめました。

 

 

 

 

その職場までは、わたしは、

「仕事ができる人」と言われたかった。

 

 

 

「さすがやねー」

「きのしたがいると違うわー」って。

 

 

 

言って言って!!そう評価して!!

その言葉もっとちょうだい!(≧▽≦)

の人でした。

 

 

 

 仕事は、

めっちゃがんばったらホメてもらえる。

 

 

 

でもそれ、「メチャメチャがんばってる」

 

 

 

メチャメチャがんばってるから、

気は遣ってすり減るし、

体力や気力ともに使い切ってしまう。

 

 

 

なのに、昇進や昇給もしない、

意見も聞いてもらえないわけですよ。

しょせんパートですから。

 

 

 

それらが目当てではないけれど、

意味はわからなくなってくる。

 

 

 

わたしはこんなに貢献してるのに!

って不満が出てくる。

 

 

 

でも、

誰もそんなことを望んでないんですよね。

 

 

 

何年もそれをくり返してやっと、

「あー自分は認められたかったんだな」

「デキる、って言われたかったんだ」

「バカにされるのが怖かったんだ」

ということに気がつきました。

 

 

 

 

だから昨年までの、7年続いた仕事に臨んだとき

バカにされてもいいや

って決めた。

 

 

 

「できないわたし」で平気でいる、と。

 

 

 

 

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これ結構、慣れるまでしんどかった。

  

 

 

 

今までカッコつけてきたから、

等身大の、素の自分が、

どう評価されるのか怖い。

 

 

 

でも、それでもいい、と決めたのです。

 

 

 

わたしがどういう自分でいても、

バカにする人、嫌う人はいるからもういいや、って。

 

 

 

そしたら、

全然バカにされなかったんですよね。

 

 

 

自分が想像していたよりバカにされない。

それに、カッコつけるより

よっぽど仕事がラクにできる。

 

  

 

できないこと、したくないことは

「できません」って言っちゃうし、

必要以上にやらないし、

周りに気を遣わず時間が来たらさっと帰る。

 

 

 

こういうのも、

いっぺんにすぐにできるように

なるわけではなくて、

行ったり来たりの練習。

 

 

 

 

慣れ親しんでいるから

うっかりしてるとがんばろうとする、

疲れたり、不満が出てきて、気づく、

またチカラを抜く、

それのくり返しなのです。

 

 

 

いまでも練習中です。