新聞の広告で見かけ、
買ってみました。
この方の小説もエッセイも、
何も読んだことがありません。
この本が、わたしの初めての森博嗣。
理論的で淡々として、
研究者らしい文章と展開でした。
本の前半分を費やして、
「面白いとは何か」
「どんな種類があるか」の説明。
正直、前半部分を読んでいるときは
完読する自信が揺らぎました。
何回か意識が飛んだー。
わたしも、
あるひとつのことを話したり
書いたりするときに、
「まずその定義からすり合わせよう」
と思う方なので、
理由はわかるんですけどね(^_^;)
後半になってやっと、
読んでいて楽しくなってきました。
気になった言葉を2つピックアップ。
「自由は、
自分が計画したとおり、
自分が予定したとおりに生きることであり、
それが人間の満足の根源でもある。」
「生きるとは、面白さを探す旅」