コドモの忘れ物を届けたり、
時間割を点検する保護者って
おられるみたいですが、
わたしはそーゆーことしない派だ。
なんで届けるのか、
なんで時間割の点検するのか、
わたしにはあんまり
意味がわかんないんですけど、
どうも
「忘れ物したらかわいそう」
みたいなことらしい。
忘れ物したらかわいそう？
コドモが？
うーん。
コドモとはいえ、
借りるなりなんなり、
自分でなんとかするでしょ？
なんとかできなかったら
先生から怒られるかもだけど、
怒られるのがイヤなら
忘れ物しなくなるよね？
弁当忘れても、
本人がひもじい思いをしたら、
もう忘れなくなるだろうし、
お箸忘れても、
先生に借りるとか
最悪手で食べるとか。
それがイヤなら、
本人にとって苦痛なら、
「もう忘れないでおこう」
って本人が誓う。
忘れ物したら先生に迷惑かける、
って確かにそうかもしれないけど、
だからって
コドモが忘れ物しないように
届けるとか時間割合わせてあげるのは
違うんじゃないかなあ。
届けるのが当たり前になってしまうと
「なんで届けてくれなかったんだ」
とコドモに言われる事態にも
なりかねないし、
第一ほんとにそれってコドモのため？
自分が
「忘れ物が多いってどういう教育してるんだ」
って言われたくないからじゃない？
コドモの成績、品行、イコール
「保護者の評価」
だと思ってる人が多そう。
じゃあそれって、コドモためじゃなくて、
自分のためだよね。
苦痛に思いながら
お弁当作ってるのも、
めんどくさい
コドモの送り迎えも、
行きたくない参観日に
行くのも、
全部「自分の評価のため」。
イヤイヤやってると、
それらをやってない人を
責め始めるんだよなー。
自分の喜びとしてやってる人は、
お弁当作らない人も、
送り迎えしない人も、
参観日来ない人も、
忘れ物の点検しない人も、
誰も責めない。
やろうがやるまいがどーでもいい、
と思ってるから。
イヤなのにやってる人だけが、
「やらない」という
選択をした人を責める。
「親として保護者として
お母さんとしてそれおかしくない？」
みたいにねー。
わたしもね、
そういうこと言い出したり、
思ったりしたとき、
自分の気持ちに気づく。
「ああわたし、
これするのイヤなんだな」って。
「やったほうがいいらしい」
「親とは（〇〇とは）そういうもんらしい」
ってどこかで思ってるから、
「ふーん、そんなもんなのね」
って一応はやってみる。
でも、それをやらない人に対して
悪口が出始めたらヤバい。
そこですね、バロメーターは。
自分がなーんとも思わないで
それをできるんだったら、やる。
グチやらなんやらが出始めたら、
どっかでムリしてるってことだから、
やめる。または頻度を減らす。
忘れ物をね、
なんとかするのも
コドモの技量なんですよ。
口八丁手八丁で借りる、
っていうのは交渉術だったり、
友だちの多さだったりする。
どうしても借りれなくて
先生に怒られるのがイヤなら
もう忘れないだろうし、
怒られてもヘーキな神経なら
そのたくましさがいい。
わたしも個人懇談とか行くと、
「忘れ物多いんで見てあげてください」
って言われたことも
あったような気もするけど、
「はーい」
って返事だけしてました。
「忘れ物多いってあなたのしつけが
なってないんじゃない？」
という解釈もなりたつけど、
もしそうだとしても、
忘れ物なんて、
本人が痛い目に合うまで、
本人が本当に懲りるまで治りません。
現にわたし自身が忘れ物の多い子。
口うるさく注意されたけど、
このトシでもやっぱり治ってない。
コドモに口うるさく言ったって
忘れ物は治らない。
カリカリするだけソンですよー（笑）
