旅する日常*きのしたふみの「いくつになっても好きな服を」

ふだん着を楽しむヒトです。157センチ、服や旅、日々の楽しみなどを書いてます

わたしはルールがわからない。

 

 

幼稚園のときに

仲良くしていたカヨちゃん。

わたしは彼女の家に

遊びに行くのが好きでした。

 

 

なぜなら彼女の家には

「ひよこゲーム」があったからです。

 

 

きのした0才ごろの写真

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「ひよこゲーム」というのは

たぶんわたしが付けた名前。

本当の名前は知りません。

 

 

今でもそうだけど、

きのした正式名称を覚えません。

 

 

そのゲームは、

タマゴがたくさんあって、

その中にヒヨコが入れてあるんです。

 

 

色ごとに分かれているヒヨコを

神経衰弱みたいに当てていく、

というルールだったような。

 

 

きのした1才ごろの写真

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きのした、ゲームやスポーツの

ルールも覚えられません。 

 

 

ゲームやスポーツどころか、

人間社会のルールもおぼつかない。

 

 

ルール、というものが

本当にわからないのです。

 

 

というのもおそらく、

「意味がわからない」から。

 

 

ルールって

「なんかしらんけど、こう決まってる」

みたいなのが多いじゃないですか。

 

 

その、意味や脈絡がないのが、

わたしには覚えられない。

 

 

「なんで?」ってすぐ思ってしまう。

 

 

そしてその「なんで?」には

答えがなかったりする。

 

 

 

でも、カヨちゃんちの

「ひよこゲーム」が好きだったんです。

 

 

ホントいうと、

ゲームが好きというより

小さいプラスチックのヒヨコが

触りたかっただけなんですけど。

(だからルールを覚えられないし、

覚えるつもりもない、というありさま)

 

 

きのした5才くらい

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小2のときは

キックベースのルールを知らなくて、

ゲームに参加させてもらえませんでした。

 

 

あんまりにもルールを知らないもので、

苦肉の策で担当教師に

「ラインマン」をやるように

言われたんですが、

そのラインの右に入ったらセーフなのか、

アウトなのかがもうわからない。

 

 

そもそも「アウト」とは?

「セーフ」とは?さえわからない。

 

 

説明も受けたんだけど、

もちろん覚えられないし。

 

 

だから、

テキトーにアウトとかセーフとか

言ってた覚えがあります。

 

 

実は今でもその感覚が残っていて。

 

 

みんなが知ってることを、

自分だけが知らないんじゃないか?

みたいな。

 

 

オトナになったらこのアタマの中の

混沌とした感じ、

漠とした感じがなくなるのかなあ、と

思っていましたが、

なんかもうこれ、

持って生まれたものなんでしょうね。