こないだから
2匹連れの子猫を家の中で見かけるから、
見かけたら家から追い出してほしい、
とシェアハウス仲間たちに伝える。
かわいいんだけれど、
家には入れたくない。
でも、みんなに伝えたにもかかわらず、
何度も子猫を見かける。
見かけたら追い出して、
と再度シェアハウス仲間たちに伝えると、
「そうは言っても、
こないだから子猫子猫って言ってるの、
あなただけよ?」
「わたしたちは誰ひとり、
子猫を家の中で見たことがない」
と、皆が口々に言う。
わたしは悲しくなる。
悲しくなって、
ふと思う。
もしかすると、
子猫はわたしにしか見えないのかも。
という、夢をみた。